今日は私がお姫様 サクラのプリンセス岡田紗佳がMリーグに帰ってきた!【Mリーグ2021-22観戦記3/24】担当記者:ゆうせー

このように一手先でマンズとソウズの伸びを残せる!

未来を見据えた良い一打だ。

「ポン」

岡田がドラを鳴いている!ここは打【6ピン】としてイーシャンテンに。

その後、【3ソウ】【7ソウ】と手出しをしてテンパイ。待ちは【4マン】

実は、

対面の松ヶ瀬に、

テンパイが入っていた。しかし、ドラポンをしている対面岡田の手出しが濃すぎるため、ここで【8ソウ】を止めて一旦迂回することに。

このあと、

岡田の前には、

美しいプリンセスロードが開けていた。

桜色のネイルと並んできらめく、タンヤオ赤ドラ3の手牌。

岡田はこの4000オールのアガリで一躍トップ目に立つ。

続く東3局1本場は、

滝沢がドラをポンしたのに呼応して、

岡田は【3ソウ】【4ソウ】【赤5ソウ】でチー。【4マン】をツモってタンヤオ赤赤のアガリを決め、頭一つ抜け出すことに成功する。

次の東3局2本場は、岡田のもとに、

素晴らしい配牌が舞い降りてくれた。

ならば愛をこめて、

ドラから河に置こう。

そして続く第2打は【東】

「参加します宣言」のドラ→ダブ【東】並べ打ちをして、

 

他家にプレッシャーを与えながら悠々とリーチをかけ、安めながらもツモアガリを決めた岡田。

ほんの少しだけほころぶ口元。

だが、まだ勝負はついていない。

「ロン」

東3局3本場、岡田は滝沢に2000は2900を打ち込んでしまう。

迫る滝沢。

突き放す岡田。

東4局はリーチを打った岡田の一人テンパイで流局となる。

南1局、

岡田の手が止まる。

仕掛けている対面の松ヶ瀬にオリるべく、岡田がひねり出したのは、

【5ピン】だった。

松ヶ瀬の仕掛けには【赤5マン】が組み込まれているので、もしドラの【7ピン】がトイツならば赤を1枚捨てても打点は満貫で変わらない。

あえて【赤5ソウ】を切ることで松ヶ瀬が【4ソウ】【7ソウ】を釣り出そうとしている、高打点の手の可能性まで考えて、ソウズをケアした格好だ。

切った【5ピン】に関しては、松ヶ瀬の【3ピン】の切り出しが早く、また滝沢と日向にピンズが高いことから、【5ピン】のシャンポンで松ヶ瀬に待たれていることはほぼない、という読みがあったのだろう。

【5ピン】に声がかかることはなかった。

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