今日は私がお姫様 サクラのプリンセス岡田紗佳がMリーグに帰ってきた!【Mリーグ2021-22観戦記3/24】担当記者:ゆうせー

この局は、

松ヶ瀬が切ったドラの【7ピン】を、

【西】のチョイ押しからテンパイを組んだ滝沢が捉える。2900は3200のアガリ。リーチ棒も手に入れて、滝沢がさらなる加点を決める。

南2局、

迫り来る滝沢を突き放すべく、

「リーチ」

岡田はピンフドラ1の手をリーチに踏み切った。

狙うはさらなる加点だ。

「リーチ」

そこへラス目の日向が追っかけてきた!

リャンメンに手替わっての勝負だ。

「リーチ」

!!??

松ヶ瀬も追いついた! 瞬く間の三軒リーチだ!

気合い十分の松ヶ瀬。

勝ちたい気持ちは、みんな、どのチームも同じだ。

あっという間に攻め返された岡田。

「でも、大丈夫。」

「今日は私が、」

「世界で一番おひめさまなんだから。」

笑顔を浮かべながら一発で【1マン】をツモりあげた岡田は、自分の勝利を確信していたかのように思えた。

このアガリで抜けたトップとなった岡田。

南4局1本場は、

必殺スタンド「ローリングストーンブリッジ」を使い、わざと滝沢が並べた【赤5ピン】を、

岡田がチー。アガリに向かって動き出した。

滝沢は「安いよ」とアピールすることで、岡田の警戒レベルを下げて一緒に攻めてもらうことも狙っていたか。

岡田は、

そのままの勢いで手を進め、

タンヤオ赤をアガリ切り、試合終了。

久しぶりの登板を見事トップで飾った。

試合後に、

スクリーン越しに飛び込んでくる岡田の笑顔も素敵だったが、

その前に、はにかみながらカメラに近づく姿や、

インタビューで嚙んでしまって天を仰ぐときの岡田の表情を、心からかわいいと思った、そんな木曜日の1試合目であった。

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