【神域リーグ第2節観戦記】第六試合 千羽黒乃vs天宮こころvs歌衣メイカ vs Fra 文・縦鳥千波】

第六試合 千羽黒乃vs天宮こころvs歌衣メイカvsFra

【文・縦鳥千波】

【第六試合】

東家 麻雀歴1000年のカラス天狗、千羽黒乃
南家 ドラに好かれてる(?)天宮こころ。
西家 本日二戦目 漢気麻雀で知られている歌衣メイカ。
北家 痛風がきっかけで監督に注目されたラッパー Fra。

【ドラがいらないような手】

東家の千羽選手は早々にドラ、続いてソーズを切り、トイトイやマンズのホンイツにみえる仕掛け。
実際は早くもチャンタ ホンイツ 役牌の満貫のテンパイ。

【西】を持ってきて手変わり。

【1ソウ】が無くて、待ちは1枚減ってしまうが、今度は自模ると三暗刻がついて跳満に。
【1ソウ】が四枚みえて【2ソウ】が使いづらいだろうという判断もありそうだ。

同じ局、天宮選手は【赤5ソウ】を切って、123と234の三色両方みられる一向聴に。

すぐにテンパイして目論見通り高め三色のリーチ!

一発で自模って跳満に!
ドラを切ってきている人の手牌は、ドラの代わりに打点や早さがある。

【第2節にして役満が登場】

第一試合では鳴きを駆使してあがっていた歌衣選手。
上家から、鳴いて一向聴にとれる【中】がでる。

しかし、【中】をスルー!
第一試合、仕掛けの多かった歌衣選手だけに驚きの選択だ。
スルーしたおかげで赤ドラを使える両面両面の一向聴に。

そして三暗刻まである完全形に!

 

神域リーグ第二節にして役満のあがりが成就した。
役満をとにかく狙う、漢気麻雀の歌衣選手が最初の役満をあがった選手というのは、偶然だろうか。中を鳴いていたら、おそらくあがれていないかっこいい役満だ。

この時の歌衣選手のリアクションはぜひ本配信をみてほしい。

【ドラゴンガールなあがり】

ドラの【中】を重ねて一向聴の天宮選手。

受け入れ最大に受けずに打【9ピン】。ドラゴンガールと呼ばれることもある天宮選手。
ドラの【中】をさらに引いたときに形のよくなる選択だ。

みごと残した【4マン】が雀頭になって【中】ドラ3のテンパイ!

先制リーチをいれていたFra選手とポンテンをいれた千羽選手とのめくりあいに制して天宮選手が満貫のあがり。

【千羽選手が連続あがりで追いつく】

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