【神域リーグ第2節観戦記】第六試合 千羽黒乃vs天宮こころvs歌衣メイカ vs Fra 文・縦鳥千波】

歌衣選手と天宮選手の高打点のあがりに続き、千羽選手が二連続であがって追いついた。
さらに加点を狙う千羽選手は18000のテンパイ。
千羽選手に危険な【中】を引いてきた天宮選手。

【中】を切った。
千羽選手が【白】【東】の切り順なので、【中】を対子で持っていなさそうという読みもできそうだが、こわいところだ。

もし【中】を対子でもっていたとしたら、大三元の可能性のあるところから【東】【白】のうち【白】を先に切っていることになるため、【中】は持っていなさそうと読むことができる。

その後【西】を引いてしまう。
【中】を切ったなら【西】も切ると思いきや。

【9ソウ】で放銃回避! ファインプレーだ。

今度は【8ソウ】を引き三色がみえたところで放銃。
点数状況的には四着目と点差が大きく離れていて、攻めやすかった。
仕掛けへの対処は読みの影響が大きく、勉強が必要になる。
神域リーグ中に読みの勉強もしていくのか注目だ。

【気持ちいいテンパイ】

ホンイツに向かうか、チャンタ三色をみるかの選択。
【西】【中】ホンイツの、仕掛け前提の満貫が、すぐに思いつく人が多いだろう。

Fra選手の選択はチャンタ三色のみえる、打【5マン】
ホンイツならばまだ5ブロック足りていなかったので、シャンテン数と門前での打点はチャンタ三色に分がある。

そしてなんと最速で確定跳満以上のテンパイをいれる!
まさにゼウスの選択だ!

現状4着のラス親で、攻めたい状況の天宮選手から打ち取った。

【オーラストップ目のリーチ判断】

オーラス、トップ目でドラ4のテンパイをした歌衣選手はダマの選択。
2着目に満貫つもられてもまくられない点数だが、リーチ棒をだすとそうではなくなってしまう点数だ。

次巡、やっぱりリーチ! ドラを4枚もっていてリスクはとりやすい。しかし、待ちが悪いだけに、このリーチ判断は強者の間でも分かれそうである。

親のFra選手も追っかけリーチまでいくも、流局。

またも、先制テンパイの歌衣選手。
今度は両面待ちだが、ダマ。

次巡、また自模切りリーチへ。トップを自ら決めに行った。

この試合四暗刻をあがった歌衣選手。トップを死守した。

チームランキングはアキレスとゼウスが入れ替わる形となった。
スコアはアトラスが40ポイントほど増やして、他はあまり変わっていない。
ポイント差は1日で順位がひっくり返る可能性もある差である。

役満が飛び出た第2節。残りの8節はどのような展開が待っているのだろうか。

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