【 #神域リーグ 第5節観戦記】第15試合 松本吉弘vs歌衣メイカvs鈴木たろうvs多井隆晴【文 #縦鳥千波 】

南3局、今度は歌衣選手が先制リーチ。
これをあがればトップ目でオーラスにいける。しかし、待ち牌の【發】は多井選手に対子だ。

【發】を使い切って多井選手が追いついてリーチ。どちらも字牌待ちの対決となった。

なんと残り1枚の【發】をつかんでしまったのは多井選手。

この試合の多井選手と歌衣選手の殴り合いは、歌衣選手の勝利となった。

【オーラス 息をひそめていた2人の出番】

オーラス、先制テンパイをいれたのは3着目の松本選手。着順アップには満貫ツモでも足りないが、4着目とは4800点差しかない。

満貫ツモ条件がないとリーチをしてしまいたくなるところだが、リーチをせず、三色変化や、タンヤオ変化、リーチ棒がでての条件、直撃、を狙うためにダマとしたのだろう。

鈴木選手がリーチ。ツモればトップと同点だが、神域リーグのルールでは起家に近いほうがトップになるため、2着になってしまう。裏ドラがのれば、であがりでもトップとなる。

このリーチを待っていたのは松本選手。おっかけリーチで、直撃や自模って裏ドラをのせれば着順アップだ。

最後の対決を制したのは鈴木選手。裏ドラが乗りにくい形だが裏ドラをのせてみごとトップになった。

歌衣選手と多井選手で横移動が多井半荘となった。松本選手がオーラスの放銃で残念ながら4着となり、チーム4連敗となってしまった。

4連敗したチームヘラクレスだが、それでも序盤の貯金のおかげで1回ラスぶん程度のマイナスとなっている。そして、チームゼウスは2位に浮上。アキレスは優勝するためには厳しい条件となってきた。

ところで、偶然にもポイント差の129.3という数字は千羽黒乃の身長だそうだ。
また、128.0という数字も鴨神にゅうの身長に関わる数字だそう。麻雀はいろんな偶然が生まれるのが魅力の一つだ。

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