【 #神域リーグ 第6節観戦記】第18試合 鴨神にゅう vs ルイス・キャミー vs 渋谷ハジメ vs 郡道美玲 【文 #縦鳥千波 】

ここで、字牌もソーズも切らずに打【2マン】で三色のアガリは諦めた。
三色であがれるとするとソーズと字牌を何種類も打つことになり、それは厳しそうだ。

その結果メンホンチートイのイーシャンテンに。
しかし、親の郡道選手からリーチが入ってしまう。


最終巡目でテンパイしているのはルイス選手と郡道選手。
渋谷選手はオリているが、2人に挟まれ安牌に困ってしまった。
【3マン】が4枚見えていることに気が付くことができれば簡単だが・・・

時間内に安牌を見つけられず【9ピン】を選択してしまった。


最後の最後であがりが厳しそうだったが、またも郡道選手が高打点をアガる。この日はアキレス風が吹いているようだ。

【南1局 鴨神選手の巻き返し】


親番の鴨神選手が先制リーチ。ドラ3ある手だが【7ピン】はあと1枚しかない。

ルイス選手は【7ピン】を切ってイーシャンテンになってしまった。ヒントの少なすぎるリーチにラス目でこの手はいくしかない。


鴨神選手が12000のあがり。これでルイス選手の持ち点はちょうど0になってしまった。

【南1局1本場 持っている男 渋谷ハジメ】


イーシャンテンだったところに【8マン】を引いて何を切るか。


後の反省会では【9ソウ】【5ソウ】を切るのが受け入れが広くて良いとのことだったが【8マン】を切ってしまった。
【9ソウ】【5ソウ】の選択だと、強い待ちを残す、打【5ソウ】が有力だ。


その結果カン【6ソウ】のリーチに。さきほど打【5ソウ】としていたら、【7ソウ】待ちか、【8ソウ】待ちになっていただろう。


しかし、その選択が、またしても大正解。神域リーグの渋谷ハジメは結果的にうまくいっていることが、多いように感じる。

渋谷ハジメだから捕らえられた満貫のツモになった。

【南2局 渋谷選手が追い上げる】


鴨神選手が高め三色の先制リーチ。


渋谷選手も満貫でテンパイしたが、待ちの【2ピン】はなんと鴨神選手が3枚抱えている。


4枚目の【2ピン】が鴨神選手のところへくる。もちろんこれをカン。前回は鴨神選手の嶺上開花がみられたが。


さすがに今回は嶺上開花とはいかなかった。渋谷の選手の待ちは目に見えて0枚になった。


だが、渋谷選手は待ちが変わって【3ピン】【6ピン】待ちに。これを鴨神選手がつかんでしまった。

トップ目の郡道選手に近づく満貫を決めた。

【南3局 今日はアキレスが好調その4】


渋谷選手の親番で追い上げが始まるかと思いきや、郡道がダブルリーチ! 待ちも打点も十分だ。

今日はアキレスの日なのかもしれない。ツモって2位と差を大きく引き離して郡道選手がトップ目でオーラスに。

【南4局 今度は渋谷選手の順番?】


ドラ3でテンパイしてのは渋谷選手。
トップとは24000点差で、厳しいが、実はここで、【3ピン】を切ってリーチしてツモって裏ドラを2枚のせると、トップの条件ができていたのだ。最後まで好調を感じさせるのが渋谷選手だ。


裏ドラ2枚条件までは考えにいたらなかったのか、待ちの強そうなほうでリーチをした。


渋谷選手と郡道選手ばかりが派手にあがっているため、渋谷選手がまたあがってしまいそうだったが、最後は鴨神選手が決めて3着をキープした。

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