Mリーグ2022-23 開幕前囲み取材 KADOKAWAサクラナイツ
「チャレンジャー精神で、連覇を目指す」
(左から)
堀慎吾 岡田紗佳 内川幸太郎 渋川難波 森井巧監督
Mリーグ2021-22シーズンを制したKADOKAWAサクラナイツ。今シーズンは史上初の連覇を目指すシーズンとなる。開幕式前の囲み取材で、意気込みなどを語った。
内川 今シーズンのオフはものすごく早かったと感じています。ちょうど昨日、サクラナイツの壮行会があったのですが、200名ものファンの方が来てくださってオフラインのイベントができました。たくさんの人に応援してもらっていること、Mリーグが年々盛り上がっていることを実感できたのと共に、今日から「やるぞ!」という気持ちが高まってきて、とてもいい状態で今日を迎えられました。新しいチームメートと共に、チャレンジャーという気持ちはありますが、Mリーグ史上初の連覇を目指してチーム一丸で頑張りたいと思います。
岡田 優勝したのはすごくうれしかったですし、取材とかもすごく増えた気がしました。オフシーズン中はかなり忙しかったイメージです。今シーズンは新しいチームメンバーも決まって、新しくスタートを切る気持ちでした。チャレンジャーというか、1年目みたいな感じでいます。
堀 今は楽しみだな、という気持ちがすごく大きいですね。オフシーズンは骨折を治療している期間が結構あったので、そこはいつもと違う感じでしたが、優勝した後だったので、悔しいシーズンで終わった去年と比べれば、気分的にはすごくいい気分で過ごせたと思います。
渋川 いつも解説者として端っこの方にいたので、今日はチームメンバーとして真ん中の方にいられて、本当に感動しています。早く試合に出てトップを取って、リラックスしてチームの一員になりたい気持ちが大きいです。
森井 過去3シーズンやってきて、経験は非常に大きいと思っています。序盤に苦しい展開になったとしても慌てず、チャレンジャー、新生サクラナイツとして再度優勝を狙えるように、チーム一丸となって頑張りたいと思います。ファンの方々がサクラナイツのファンであることを誇りに思ってくださっている、サクラナイツは本当にいいチームだとみなさんからお声がけをいただけることがすごくうれしいです。ファンの方の喜ぶ顔をもう一度見たいと思いますし、優勝を目指す上では、そこが一番大きいと思います。
取材では、堀のけがの状態や渋川のポーズの話題も。堀の足はまだ違和感があり「100mを全力疾走して30秒くらいかかる」ということだが、歩行などに問題はなく、もちろん麻雀も万全の状態で打てるとのことだ。また、渋川は自身で考案してきたというポーズを披露したが、チームメートから見るとまだまだ改善の余地がありそうな様子だった。
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。