俺たちのエース園田賢はドリブンズに1ヶ月ぶりのトップを持ち帰ることが出来るのか?【Mリーグ2022-23観戦記11/3】担当記者:ゆうせー

ついに【3ソウ】がやってきてしまった。

園田は、

【8マン】とした。

いったん放銃は回避したが、安全牌が増えていない。このままでは、テンパイと同時に【3ソウ】が出ていってしまう。

「お願い…そのけん…耐えて」

応援している者の祈りが天に届いたのか、岡田が次に切ったのは【7ソウ】だった。これは園田が2枚持っている牌だ。

それでも園田がスンナリとテンパイすれば危ない。

しかし、園田が持ってきたのは通っていない【9ピン】だった。現物が3枚になってオリ切れる可能性がグッと上がったここで、園田は無理せずに回るルートを選んだ。

そして、仲林が仕掛けてテンパイをとり、

2着キープのアガリを決めて、この半荘は終わりとなった。

園田が1着。赤坂ドリブンズが開幕戦以来のおよそ1ヶ月ぶりのトップとなる、今季2勝目を獲得した。

 

惜しい敗戦が続く間も、園田は雰囲気を暗くせずに、明るく「なんなん?」と言いながらインタビューに答えていた。

だが、悔しくないことがあるだろうか?

園田の胸の内では炎が燃えていたはずだ。

しかし、園田はその悔しさを明るさへと昇華していった。さらにはその人柄で、試合を重ねるごとにファンを増やしていったように思う。

この試合も「今日こそ、そのけんがトップだ!」と、アツい応援をしていた方が本当に多いことだろう。

さぁ、ファンの期待に答えるべく、今日こそは(今日も)たっぷり喋ってもらおうではないですか。

ひとしきり(インタビュー最長記録5:57『Mリーグ成績速報(非公式)様より引用 』)しゃべった園田、最後で、

どうやらポーズを決めるのを忘れてしまったようである。

これからは勝ちまくるし、もうポーズを忘れることはないですよね。

アナタは赤坂ドリブンズの、そして俺たちのエース、園田賢なのだから。

 

 

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