暗カンしたが4枚乗って僥倖の6000オール。
最後まで誰がトップか分からない波瀾の展開を最後に抜け出したのはやはり多井であった。
最後は松ヶ瀬がアガって着順をアップ。6000オールが決定打となり渋谷ABEMAS、多井隆晴がトップを獲得。
インタビューでも残りの試合勝ちにいく気持ちで臨むと豪語する程に、セミファイナルを攻め抜いていく強い意志を感じる試合であった。
4位となってしまった鈴木優。
4回のアガリに放銃1回というトップでもおかしくないスタッツながら、跳満の親被り2回を含む23100点のツモられ失点というキツイ展開を強いられてしまった。
特に南1局は高宮の跳満を阻止する手順が現実的にあっただけに心残りがあるだろう。
しかしながら戦闘民族の名に恥じる堂々とした攻めっぷりを発揮してくれた。
U-NEXT Piratesが4着2回のかなり厳しいスタートとなってしまったセミファイナル初日、
まだ残り18戦、されど残り18戦。
戦いの熱は更に増し、今後も各チームが激しく火花を散らす展開が予想される。
激戦を勝ち抜きファイナルへの切符を掴む4チームはどこになるのか。
今後の試合も目が離せないぞ!
最高位戦日本プロ麻雀協会46期前期。九州在住のプロ雀士。
麻雀と愛猫(ピンフ)を愛してやまない。嫁の小言にはベタオリ気味。
著書:最高位戦コラムFACES
Twitter:@aktk0207
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