自身の希望通りのを重ねて両面に変化させると……
亜樹からのマンガンの和了りを決めた!
これが決定打。雷電は熾烈なボーダー争いを大きく脱する、価値あるトップ獲得となった。
選べる立場になったからこそ逃した役満もあるが、当然悪いことばかりではない。
二戦目オーラス。萩原のトップを受けて、黒沢はこの手からを打つことを嫌った。
聴牌ノーテンで3着落ちする2着目だが、現在のポイント状況を踏まえたうえでボーダーのパイレーツ:小林に鳴かれて連荘をされない様、厳しく打ったのだ。
これも選べる立場になったが故の絞り。何よりファイナルに進むための絞りであろう。
萩原トップ、黒沢が耐えて3着。+45.3ptで一節消化。
奇しくも月曜日の萩原が耐えて2着、黒沢トップの構図と近いものになった。
最早雷電に去年の迷いはない。
再び渾身の力を込めて、振り下ろされるRMO。そしてこう宣言しよう。
「優勝する!!」
\ほぼ毎日4コマ最新⑤巻 好評発売中/