園田から7700は8300をアガっていく!

親番でひとマクリ。だが、これではまだ足りないと言わんばかりに、
東2局3本場、

ここから、

打!
トイツから1枚外しておいて、リャンメンになったら採用。ほのかに789三色もあるか。
そして、本線はピンズのホンイツだ。









と4ブロックあるので、を重ねての満貫ルートを狙っていった。
七対子を犠牲にして、メンツ手に舵を切った選択である。
さらに8巡目に、

を引いて、

ソウズのリャンメン払い!!
徹底してピンズのホンイツを狙う姿勢だ。
そんな、「クイーン・オブ・欲張り」は、

七対子でテンパイ。リーチを放つも、この局は流局となる。
ここから、他家が牙を向いてくる。

「レディ・ベルセルク」高宮まりが、1300-2600は1700-3000のツモアガリ。
さらに、

「麻雀賢者」園田賢が2600オールを決めて、迫ってくる。
追われるトップ目としては突き放したいところで、
東4局1本場、西家の5巡目に、

ここからを切る。

を引いて、リーチを放つも、

このが高宮につかまる。

開けられた手を見つめながら、
「待ちをぼかすために
をあとに回したけれど、危ない真ん中から切るべきだったな…」
と考えていたかもしれない。
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