菅原・太どちらの選択も目の前の最善手と思われる手を打っただけで、松ヶ瀬の放銃を狙っていたなんてことは当然あり得ない。
各選手の細かな選択が重なり、結果として守備を徹底していた松ヶ瀬の放銃を誘発することになった。
プロとして、一人の麻雀打ちとして、
松ヶ瀬の気持ちを思うと胸が痛くなるような試合だった。
風林火山サポーターにとっては悪夢の一日となったが、幸いにもチームポイントは100ポイント以上プラスしている。
ランキングは3位から5位に2つ下がってしまったが、セミファイナルのボーダーとは大きく離れている。
これまでチームのポイントゲッターとして大暴れしてきた松ヶ瀬の復活に期待するファンも多いだろう。
レギュラーシーズンはいよいよ、中盤戦に突入する。
風林火山の逆襲に注目したい。
日本プロ麻雀連盟所属プロ。株式会社AllRuns代表取締役社長。業界を様々なやり方で盛り上げていくために日々奮闘中。Mリーグ観戦記ライター2年目。常に前のめりな執筆を心がけています(怒られない範囲で)。Twitterをフォローしてもらえると励みになります。
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