先に積まれていたのは、魚谷のだった。力強く引き入れて、2000-4000のツモアガリ。
魚谷が瑞原を退け、女性選手対決を制して個人3連勝を決めた。
フェニックスはこの日の試合を終えて、12月は3トップラス無しと復調ムード。2023年のうちにどこまで巻き返すかは、年内残りわずかとなったMリーグにおける大きな見どころとなりそうだ。
また、ABEMAプレミアムの限定コンテンツ「対局の裏側」では、瑞原と岡田が楽しそうに試合を振り返っていた。男女混合のリーグにおける女性同士の対決というのは、女性選手が少ない分実現しにくいだけに、心に燃えるものも宿るのだろう。次回の女性選手対決も、また熱い戦いが見られそうだ。
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。
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