菅原拓也「意志の三色」と二階堂亜樹の「経験値」 麻雀最強戦2024【読みの神髄】観戦記【A卓】文 千嶋辰治

亜樹はここで撤退を選択。
【4ソウ】を抜いて流局を待った。

しかし、最後の矢が飛んでくる。

菅原が【2マン】単騎でリーチ。
山に1枚残るアガリ牌を菅原が引き当てられるかに焦点が集まったが…

最後のツモは【4ピン】
松本と亜樹の勝ち上がりが決した瞬間だった。

最後に条件を満たすアガリを手繰り寄せられなかった菅原。
大健闘といえる内容だったのではないだろうか。
今回は亜樹の経験値の前に屈する結果となったが、まだプロ1年目。
スポンサー企業の社長として、そして打ち手として、この世界に大きな足跡を残されることを願ってやまない。

勝ち上がりは松本と亜樹。
Mリーガーがあの舞台で積み上げている経験値とは一体…。
その強さが印象付けられた一戦だった。

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