先に「ご報告」をするのは、この俺だ!!!【Mリーグ2024-25観戦記 1/9 第2試合】担当記者 ゆうせー 醍醐大 vs 松ヶ瀬隆弥 vs 仲林圭 vs 渡辺太

さらに松ヶ瀬は、南2局の親番で、

2巡目にテンパイ!

ここは、

【1マン】で、丁寧にカンチャンを外し、

2巡後にリャンメンリーチを敢行!

これをツモることが出来ようものなら、トップはかなり固い。巡ってきたチャンスをものにしたい。

だが、なかなかアガリ牌は姿を表さない。

そして、

中盤に【6ピン】を切ったところ、

「ロン」

発声のあと、醍醐の手牌が前に倒れる。

「8000」

落胆を隠せない松ヶ瀬。

痛恨の直撃を喰らい、松ヶ瀬は2着目に。

──まだ、トップは獲れないのか。

続く南3局

テンパイから醍醐が切った【南】が、

太に刺さる。

ダブ【南】ドラドラ赤、8000点のアガリ。

これで、なんと再び松ヶ瀬がトップ目になり、勝負はオーラスへ。

南4局は、

松ヶ瀬と親番太の2軒テンパイ。

これで、松ヶ瀬と醍醐の差は「6400点」に開いた。

そして、南4局1本場

松ヶ瀬に先制テンパイが入る。

ドラ表示牌にある【發】待ち。

山にあれば、ありさえすれば、他家は切ってくれる。

ゴールまであと少しのところで、

「リーチ」

醍醐がドラ単騎で勝負をかけてきた!

ツモれば2100-4100で優勝。出アガリなら現状5200は5500なので、一発か裏1でトップだ。

松ヶ瀬と醍醐による勝負の行方は、三元牌に委ねられた。

場に放たれたのは、

【中】の方だ!

「ロン」

裏が乗れば醍醐。

乗らなければ松ヶ瀬。

笑うのはどっちだ!?

…乗らない!

松ヶ瀬のトップだ!

勝負が決まったあと、松ヶ瀬は、

万感の思いとともに、天を仰いだ。

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