もどかしさのなかで未来を切り開け 東城りお、祈りの先につかんだ勝利【Mリーグ2025-26 レギュラーシーズン 観戦記 12/8 第2試合】担当記者 東川亮

東城はジリジリとした展開が続いたオーラスを制し、チームを再びプラス3桁に乗せる価値あるトップを獲得。逆に高宮に関しては自身、そして麻雀格闘倶楽部を応援する側としては、逆転の可能性が十分に見えていただけに、結果以上に悔しい試合となったかもしれない。

東城は試合後、「お祈りがたくさん通じた」と振り返った。悪く言えばラフ、良く言えば思いきりのいいリーチ選択が圧倒的不利な待ち枚数の勝負になる局面が何度かあったが、そこで相手のロン牌をつかまなかったのはラッキーのひと言。一方で柴田は有利なめくり合いにことごとく負けるという不運があった。

もどかしい展開が続くのも麻雀だし、それを腕で切り開こうというのは打ち手のあるべき姿。特に勝った東城、そして仲林は、それをしっかりと打ち筋で見せてくれた試合だったと思う。

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