三浦智博、緊迫の逃走劇の果てに【Mリーグ2025-26 レギュラーシーズン 観戦記 1/20 第2試合】担当記者 カイエ

醍醐から放たれた【1マン】を平然と見逃す本田。ラス確のアガリとなるためだが、素点と、ボーダー争いをしているセガにトップを獲らせないという観点から、得か損かは微妙。

ただ、可能性がある限り、ラス回避は狙いたい。

そして、ついに醍醐が追いついた。カン【3マン】テンパイは山に2枚。

トップを走る三浦をひたひたと追走していた醍醐。

いま、その背中をはっきりと視界に収めた。

果たして、三浦はこのまま逃げ切れるのか。

それとも醍醐が、最後の直線で捕えるか。

白熱の、緊迫のオーラスは、流局。

醍醐と本田のふたりテンパイ=順位変動なしで終局。

三浦、薄氷の逃げ切りで、10月31日以来の2勝目を獲得。

アガリ11回中9回がロン決着の乱打戦。

三浦と醍醐との差は、僅か1500点だった。

アースジェッツは、チームとしても2026年初トップとなった。

それを齎したのが、ここまで不振の極みに喘いでいた三浦というのも劇的だ。

ただし、合同PVは23時までで終了。終局時間は23時39分。

つまり大勢のモンダ民の前で、画面越しの勝利の報告は叶わなかった。

このあたりの「持ってなさ」もまた、今期の三浦らしい。

判官贔屓気質な日本人のこと、負け続けていたり、不運に見舞われがちな者にファンがついたり、応援されたりする。皮肉なことに、みうみうの人気はこのところ鰻登りだ。

もちろん、この勝利を機に、これからは実力と成績で、チームの救世主となり、人気選手になっていく。

緊迫の逃走劇の果てに、寒波をも蹴散らす熱い1勝を、三浦智博がチームメート不在の控室に持ち帰ったのだった。

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