醍醐から放たれた
を平然と見逃す本田。ラス確のアガリとなるためだが、素点と、ボーダー争いをしているセガにトップを獲らせないという観点から、得か損かは微妙。
ただ、可能性がある限り、ラス回避は狙いたい。
そして、ついに醍醐が追いついた。カン
テンパイは山に2枚。
トップを走る三浦をひたひたと追走していた醍醐。
いま、その背中をはっきりと視界に収めた。
果たして、三浦はこのまま逃げ切れるのか。
それとも醍醐が、最後の直線で捕えるか。
白熱の、緊迫のオーラスは、流局。
醍醐と本田のふたりテンパイ=順位変動なしで終局。
三浦、薄氷の逃げ切りで、10月31日以来の2勝目を獲得。
アガリ11回中9回がロン決着の乱打戦。
三浦と醍醐との差は、僅か1500点だった。
アースジェッツは、チームとしても2026年初トップとなった。
それを齎したのが、ここまで不振の極みに喘いでいた三浦というのも劇的だ。
ただし、合同PVは23時までで終了。終局時間は23時39分。
つまり大勢のモンダ民の前で、画面越しの勝利の報告は叶わなかった。
このあたりの「持ってなさ」もまた、今期の三浦らしい。
判官贔屓気質な日本人のこと、負け続けていたり、不運に見舞われがちな者にファンがついたり、応援されたりする。皮肉なことに、みうみうの人気はこのところ鰻登りだ。
もちろん、この勝利を機に、これからは実力と成績で、チームの救世主となり、人気選手になっていく。
緊迫の逃走劇の果てに、寒波をも蹴散らす熱い1勝を、三浦智博がチームメート不在の控室に持ち帰ったのだった。

京都在住の書店員。麻雀戦術本マニア。
天鳳の最高段位は九段。
X:@superflat221















