ご覧の好形イーシャンテンに漕ぎ着けた。
だが、まさかこの格好こそが放銃への袋小路の入り口だったとは、本田はまだ知る由もない。
まずは親の大介からカン
でリーチが入った。
そして、間髪をいれずに、
太からも追っかけリーチが飛んできた。
さすがに2軒リーチに挟まれては無理!
と、オリて流局、もしくは大介のアガリとなればもうひと勝負… なのだが、
こんな時に限って薄い牌を引いてテンパイしてしまう味の悪さ。
二人に共通の安全牌はなし。
止むなく
を勝負する本田だったが、これは太のロン牌。
わずか2,600の放銃ながら順位点の40ポイントが手から離れていく痛恨の一打であった。
もしも東2局で7,700をアガれていたら…あるいは、次局の1本場で6,000オールをアガれていたら…。
それらの場面を振り返り、本田は何度も何度も「悔しい」と気持ちを吐露した。
無理もない。
もしもここでトップが取れていたならば、残り3試合でより苦しまずに済んだかもしれないからだ。
と、こんな時。
「あぁ、やっちゃったなぁ。」
と悲嘆に暮れる打ち手もいるだろう。
どんどんチームの雰囲気が重たくなって、やがて地の底へ足を引っ張られていくこともあるのかもしれない。
が、そこは我らが雷電。
悔しいのにおもろ過ぎる🥹 https://t.co/lEfZzhjt6d
— 本田 朋広⚡️🐹 (@104307) March 20, 2026
さらにはチームメイトの黒沢も、
走って帰ってこーい!💢
— 黒沢咲⚡️ (@kurosawasaki) March 20, 2026
とご覧の様子。
雰囲気が重たくなるなどと言うのは杞憂のようだ。
それに、Mリーグ創設以来、雷電を見つめてきた私を含むユニバースにとっては、
「あぁ、まだまだ面白くしちゃうんだなw」
と、いつものことのように感じているだろう。
ただ、今年の相手は瀬戸熊直樹の盟友、多井隆晴率いるABEMASである。
来週の木曜、そして最終日の金曜。
それぞれに涙なしでは語れぬドラマが待っているだろう。
この場を借りて、両チームのファンの方にお伝えしたい。
どうか、それぞれのチームの戦いを冷静に見つめていただきたいのだ。
相手のチーム、さらにはそれ以外のチームに対して何かを言いたくなる気持ちはわかるのだが、どちらのチームのメンバーもおそらくそれを望んではいないはずだ。
激戦の末、勝ち残ったチームには惜しみない賛辞を。
そして破れてしまったチームには、来期の捲土重来を期して労いの拍手を送っていただきたい。
どうか、この戦いの果てが全てのMリーグファンによる温かなものとなることを願う。
もうね、最後の日まで面白くさせようとする麻雀の神様の陰謀だと思います。
私たちもギリギリの勝負を楽しむしかない!














