を鳴いて手を進める。
ちなみに、
ウロボロスは99スルーだ。
新たなAIが出てくる度に思うが、AIは「神」ではない。
それぞれのAIは特徴の違う「強い打ち手の一人」ととらえるのがいいように思う。
新タイプのウロボロスは、確かにトップ取り特化型のAIだが、それでも全選択が正解ではないだろう。
新しく出たアナンタやウロボロスは、第二候補があまり用意されていないことが多いので、「そのAIの範疇にない打牌」だと、一様に悪手とされてしまう。
もちろん、打牌評価を検討することは麻雀において不可欠だが、AIの数字を黄門様の印籠のように振りかざして一方的な批判をすることは、「間違った正義」になりかねない。
なんせ、大舞台で「一度きりしか来ない」選択を次々とやっていくのは選手だ。
脚光を浴びる分、責任やプレッシャーとともに、打牌をしていることは、胸に刻んで忘れたくない。
「AIを持ち出しておいて何を言うとんねん」と思う方もいらっしゃるだろうが、選手の意図も汲みつつ、いいと感じるものにはいいと、それはどうなのかというものには批評を、これからも記していきたいと感じる。
さて、話を太のホンイツ仕掛けに戻すと、
をチーしたあと太は、
高宮から出た
を、
スルーした。
このあたりのバランス感覚はさすがだ。
オタ風の
を鳴くと、打点的な迫力不足になってしまううえ、守備力も下がることとなる。
この局は、
仲林のリーチを受けることになった。
イーシャンテンをキープしつつ、いつでも
を切ってオリられるこの構えには安定感がある。
「打点」と「守備力」を大事にした太の意図がよく伝わってくる局だった。
仲林のツモアガリでこの局は決着。
太は、ラス目で迎えた南1局の親番で、
(黄色の牌はツモ切りを示す。)
下家高宮からのリーチを受けて、
ドラの
を力強く押していく!
さらに、
現物の
を引いて、これを──
切らない!!!
無筋の
をぶった切って、ピンズの連続形でのアガリを見た!!!
端牌だから当たりにくいとはいえ、
これを静かに勝負できる、ハートの強さが素晴らしい。
ちなみに、
も、
もウロボロスと一致!
右にいる黒いウロボロスが、喜んでいるのが分かる。
ウロボロスと同じように、太のアグレッシブな選択を見て、「すげぇ!!」と声を上げながら、表情を崩した方も多いことだろう。
しかし、
この局は高宮のツモアガリ。
太の親が落ちてしまった。
南2局、
親番の高宮からリーチが飛んでくる。
太は、
、
と押して、追っかけリーチを放った!
これが、













