なんと、場に2枚切れた瞬間にドラが重なった。
悩む魚谷。どうする…
出した答えは、打。この一打だけを見ると、上家(↑画像左の河)のを合わせ打ちしただけにも見えるが…
次巡の打までがワンセット。 場にが薄いので、待ちを嫌ったように見せたのだろう。このあとすんなりテンパイをしてでも引いてこようものなら、は絶好の待ちになる。 待ちでのフィニッシュに備えた選択だ。 結果は…
自分でツモっちゃいましたー!!! と、思わずモニターの前の私は叫んでしまった。序盤から素晴らしい選択の連続で、値千金のハネマンツモ。トップ目でオーラスを迎えることに。
南4局1本場
チームとしても個人としても、なんとしてもトップが欲しい佐々木。
アガリトップのここは、ポン、チーと前に出る。
その佐々木が下家にいる魚谷、ここで手が止まる。
佐々木の河
場にが4枚切れではあるが、
イーシャンテンはキープしたい… 魚谷の選択は…
打のリャンシャンテン戻し。
イーシャンテンをキープする打は佐々木に鳴かれる可能性が高い。
を打たないためには、
ソウズの部分を活かしたほうが良いので、
佐々木に鳴かれにくいを払っていく。 理屈ではわかっていても、なかなか選べない勇気ある一打だ。
その勇気に牌が応えた。
を使い切って、絶好のテンパイでリーチ。一方、佐々木はなかなかテンパイすることが出来ない。 ここに、
三色でテンパイした萩原が勝負を挑んでくるも、結果は魚谷と萩原の2軒テンパイで流局。 アガれなかったものの、佐々木と2300点差で次の局を迎えることが出来たので、魚谷的にもオールオーケーといったところだろう。 続く2本場は小林が佐々木から満貫のアガリ。魚谷はトップでこの半荘を終えることが出来た。
このまぶしい笑顔に胸を焦がして、ますます魚谷を応援したくなったのは、私だけではあるまい。
さて、実は私と魚谷は長い付き合いの友人なのだが、人一倍負けん気の強い彼女は きっと「女流初のトップ」には全くこだわっていなかったと思う。 だから私は、この場を借りて、こう声をかけたい。
『ゆーみん、Mリーグ初トップおめでとう。』
2018年 10月19日 ゆうせー
魚ちゃん、トップおめでとう。
Mリーグ、盛り上がっているけど、これからが正念場。
野球やサッカーのように、翌日ネットニュースや各新聞社が結果掲載するようにならなくては。
そして、マージャン好きな高齢者がアベマテレビを見てもらう仕組みを考えなくては。
また、視聴者参加型として、月間トップチーム、個人を予想し、賞品をあげるとか。
マーケティングに携わってきた私としては、いろいろアイデアがあるので、機会があれば提案します。