南1局
ここまで我慢してきた朝倉にチャンス手が舞い降りる。
ドラ3赤1のチャンス手。4トイツ1アンコで縦の手も見えるが…
朝倉の選択は打。現状ブロックが1つ足りない状態。字牌よりもくっつく枚数の多い数牌を残した方がいいとの判断。にくっつくのはの15枚。は最大でそのものの3枚。差は歴然だ。
なんとなくを切ってしまうプレイヤーも多いのではないか。
字牌を処理しきったときに、この形のイーシャンテンに。
そして…
絶好のを捉えた!リーチ!
勝負を賭けてきた勝又から8000のアガリとなった。
南2局
8巡目、親の勝又にチートイドラドラ赤のテンパイが入る。
その後12巡目にツモ切りリーチを敢行。
めっちゃイヤそう…
そのイヤそうな朝倉の手牌。
まずここで小考。
この点棒状況で、ラス目の親である勝又のツモ切りリーチを考察すると…
①役ナシなら即リーチしている可能性が高い→役アリだったか
②良い待ち(枚数が多いor勝又の河を見て通りそうな待ち)なら即リーチしている可能性が高い→良い待ちではなさそう
③状況がかわったからリーチに踏み切ったか
このあたりのことが考えられる。
が5巡目に切られていることから、②良い待ちの待ちならリーチしている可能性が高いと読んだか。また、ピンズの上は③状況がかわっていない、よって…
プッシュ。残り巡目が少ないとはいえ、リーチしているのは上家。チーしてテンパイをとれる公算もあるので、ここはもう少し粘る。
次に引いたのは…
1枚切れの。これは②良い待ちの部類であろう。いけそうか…?
もいったー!
その後、残り2巡で1枚切れのをつかみ打。あわよくば、のケイテンの目は残す。粘った甲斐あって、
最後の勝又の打牌、をチーし打でテンパイ料をもぎとった。さすがケイテンで本を1冊書いただけのことはある。まさに執念のケイテン。
南2局1本場
2巡目にこの形になった朝倉。
相変わらず面白い!写真も良いですねぇ。
ありがとうございます!
表情をうまくとらえてくれる、カメラマンさんのおかげです!
凄く面白かったです!内容もレベル高い
嬉しいお言葉ありがとうございます!
選手の打牌レベルが高いのでこちらも必死なのですが、汲み取れるようこれからも頑張ります!