さらば昨日までの自分 ダークサイドに堕ちた魔法少女・白鳥翔【熱論!Mリーグ】担当記者:花崎圭司

髪色がゴールドからシルバー&パープルになり“魔法少女”になりました。

(「魔法少女」「ダークサイド」は私の妄想ではなく、本人談です)

さてこのまま牌譜なしで原稿を書ききることもできるのですが

「観戦記」なので、戦いを見ましょう!

東4局。ドラは

得点状況はトップ目が村上29200、ラス目が19800と平たい状態。

ここで黒沢のセレブ配牌!

ガチセレブ! ドラのは自風! 自然とホンイツへ向かう。

4巡目。ヒサトが自風のをポン。

バラバラ! 鳴いた西以外メンツゼロ! 「これこれこれ!」と思わせるヒサトの鳴き!

そして7巡目。ヒサトのチーが炸裂!

野武士のような鳴きじゃ! バッラバラ! また鳴いた牌以外、メンツゼロのまま!

私自身がこういう麻雀をするので、もうたまらんです! そしてヒサトもホンイツへ。

8巡目。白鳥の手牌はというと、

ソーズが369の三面張なので残しておきたいところだが、

解説の滝沢プロもおっしゃっていましたが、

【黒沢→萬子のホンイツ

【ヒサト→ソーズのホンイツ】。

萬子屋さんとソーズ屋さんがいるので、その“レッドオーシャン”にはいかず、

“ブルーオーシャン”であるピンズの海へダイブ!を切る。

その後、黒沢はポンテン、ヒサトはチーテンを入れる。

さらに黒沢はを加カン。カンドラは。白鳥の手牌が1翻アップ↑する。

そして白鳥、熱々の危険牌、を切りリーチ!

勝負手でここは攻めるしかない黒沢、しかしをつかみ、白鳥への一発放銃、8000点となる。

しかしこのまま行かないのが麻雀。

白鳥は南3局に黒沢に放銃し、村上がトップに立つ。

だが南4局、白鳥は3巡目で

待ちの、とにかくアガればトップの優勝テンパイを入れる!

しかもリーチせずのダマでもOK!

しかし5巡目なのにが山に1枚しかない!

大ピンチ! しかしその残り1枚をツモり、逆転トップを決める。

そして優勝インタビュー。

それを要約すると

・心がダークサイドに堕ち、髪が金髪からパープルへと自然と変色

・でも元気になれば金髪に戻るよ!

・化粧品売り場で塩スプレーを見つけたので、お清めとしてかけたよ!

・ファンみなさん、応援の言葉、お守り、ありがとう!

・ファンの声援からパワーをもらって、最後の1枚のピンツモれたよ!

・天が味方してくれた!

そのインタビュー明けの滝沢プロの表情。

ちーん。

でもこの縁起を担ぐというのは、ものすごく分かります。

「そんなことをやっても無駄だ」という人もいると思いますが、

それをやることによって、その「思いの力」が体に乗るのです。

あると思えばある。

ここから「シュレーディンガーの猫」とかの話になるのですがこのあたりにして。

第2戦。座り順は、

東家・瀬戸熊直樹TEAM雷電

南家・園田賢赤坂ドリブンズ

西家・白鳥翔渋谷ABEMAS

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