苦しい手牌でもなんとかやりくりをしながら、ヘビを食べてでも生存の道を探る。諦めたら死んでしまうから。
そして12巡目に一番乗りでテンパイを入れる。
結果的にアガりには結びつかなかったものの、あの手牌で先制の3,900テンパイをいれたという事実を評するべきだろう。
ヘビを喰らって生き延びた先には、鯛が待っていた。
この手を12,000点でアガりトップを決めた。
アガりへの強い執着心を見せ、トップで生還したサバイバー園田。
この男ならMリーグという過酷なサバイバルも力強く生き残っていくことだろう。
阿部柊太朗
最高位戦日本プロ麻雀協会所属。オンライン麻雀「天鳳」の牌譜機能を駆使した超緻密な観戦記が話題に。ブレイク間近の若手プロ雀士。
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