西原理恵子 & 山崎一夫 買うのと借りるのとどっちが得??


買うのと借りるのと
どっちが得?

 

引っ越しをキッカケに、音楽CDをほとんど処分してしまいました。
最近は、たいていの曲がインターネットのyoutubeなどにアップされてて無料で利用できるので、CDは無くてもいい。

映画はまだサイズや画質にやや難が有りますが、やがて気にならない程度に改善されそうです。

 

「持つから使うへ」
が加速してます。

地方では通勤や買い物に車が必須ですが、都会では車を手放す人が増えています。
その証拠に、大都市では駐車場が経営不振に陥っている。

 

●週末くらいしか乗らない。
●駐車場代や保険料その他の維持費が使用頻度に見合わない。
●レンタカーもあるし。
などが車を手放す理由。

最近は、登録会員が短時間頻繁に安く利用する、カーシェアリングも人気です。
ぼくは自転車通勤ですが、フランスのパリでは、自転車さえもシェアするというから、びっくり。
もちろんフランス人が自転車を買えないのではなく、市内の交通ラッシュを避けるためです。

 

●「日本人はお風呂をシェアしてマスネ」
確かに銭湯は素晴らしいシステムです。

自転車通勤の途中で、あっちこっちの銭湯を利用しますが、自宅の風呂よりも広くて快適。

お風呂屋さんには、貸しシャワーやコインランドリーを併設してると所もある。
これなら自宅が風呂無し、洗濯機無しでも生活できます。

さらに住宅そのものをシェアする、シェアハウスやルームシェアを活用する若者も増えています。
その室内にレンタルなどの家財道具がある。

 

高いお金をかけて物を買わなくても、安く快適に暮らせるのは便利ですよね。

 

買うのもギャンブル
買わないのもギャンブル
とにかくギャンブル

 

「山崎さんの借りてるマンション、家賃と同じ金額の住宅ローンを組んでたら、とっくに自分のものになってますよ」

以前、知り合いの不動産屋さんに指摘されて、おおいに反省したことがあります。
若いころ、雀ゴロのような生活をしてる時に、小さな中古マンションを一時持ってたんですが、それ以外はずっと借家住まい。

 

「雀ゴロでマンションが買えるのか?」

 

不思議に思うかもしれませんが、当時は経済が右肩上がりだったので、わりと簡単にローンが組めたんです。

ぼくの場合は頭金無しのオーバーローンで、頭金までローンに組み込む。
雀ゴロは納税証明書が取れないので、本来ならローン不適格ですが、保証会社などに保証金を払えばOK。

その保証金もさらにローンで引っ張る。
雀ゴロにお金を貸すのは高リスクなので、当然金利は高い。

今の相場に比べると、サラ金並みの高さなので、もし今こんなことをしたら、破産一直線は確実。
十年後くらいに、借金返済で手放すことになり、その後ずっと賃貸です。

今思えばギャンブルのような投資ですが、結果的には売却益で借金が返せたので、運良くギャンブルに負けなかったと言えるかもしれません。

一方、高校時代の親友は自宅の一戸建てを持っているだけでなく、いくつか賃貸物件も所有しています。

 

「値上がりした不動産を担保に借金し、さらに不動産に投資する。たちまち大金持ちに」

 

バブル時代のセオリーどおりに、投資していたんですが、順調だったのは、最初の十年ほど。
その後の二十年は、値下がりした不動産のローンを払うのに四苦八苦しているとか。

 

「払い終われば、老後資金の足しになる。ただしさらに物件が下がるリスクもある」」

 

まだまだ、どデカいギャンブルは継続中だということですね。

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