松本がリーチ!
しかしそこに親の高宮が強引な追っかけリーチをかぶせてきた。
この南3局。絶体絶命の園田だったが、不幸中の幸いともいうべきことが2つ味方していた。
その一つがトータル3位がほぼ確定された麻雀格闘倶楽部の高宮が連荘狙いのアガりに向かったことである。このままもし高宮がオリて松本の一人テンパイで流局すれば、園田はオーラス満貫をツモってもラスのままだった。
そして流局。だが次局になっても園田には手が入らない。
終盤高宮はとのシャボリーチをかけると
789の三色でテンパイしていた萩原が一発で掴む。
は場に1枚切れ、今にも打ち出されそうなは
なんとビタ止まりして流局してしまう。
これがもう一つの不幸中の幸いだった。既にほぼ目のない萩原だったが、最後まで『プロ』の麻雀を見せようと必死だった。そのおかげでゲームが壊れず園田は最後まで戦うことができたのである。
南3局2本場
園田に待望のリーチがかかる!
そして
『ツモ!』
このを持ってきた瞬間の気持ちはどれほどだっただろう。決勝ラウンドを手繰り寄せるを園田は引いてきた。裏は乗らなかったが満貫のツモアガりだ。
オーラス
さらに5200のツモアガりで3着をキープ。
ポイントこそ減らしてしまったが、園田は決勝ラウンド進出のために精一杯のことをやった。あとは天命を待つばかりである。
園田が守った130pt差。果たしてパイレーツとフェニックスは打ち破ることができるのだろうか。
(朝倉康心Twitterより)
(セガサミーフェニックスTwitterより)
梶谷悠介
最高位戦日本プ麻雀協会所属。HNツケマイとして天鳳やブログで一時話題となる。去年パパと麻雀プロに同時なった男。最高位とMリーガーを目指して連続昇級中。
◆大和証券Mリーグ2018 7チームが各80試合を行い、上位4チームがプレーオフに進出するリーグ戦。開幕は10月で翌年3月に優勝チームが決定する。優勝賞金は5000万円。ルールは一発・裏ドラあり、赤あり(各種1枚ずつ)。また時間短縮のために、全自動卓による自動配牌が採用される。
(C)AbemaTV