西原理恵子 & 山崎一夫 どんな商売でも当たるとデカい!!

どんな商売でも
当たるとデカい!

日本初のギャル雀、西原理恵子さんによればキャバ雀で一発当てた河本智彦さんの、バブル全開ダハハぶりを紹介します。

もちろん、芸能プロダクションやIT企業などで成功した起業家には及ばないかもしれませんが、普通の麻雀ファンから見れば羨ましい限りの大成功でした。

河本さんの雀荘「ポリエステル100%」は、裏通りにあるにもかかわらず、朝の開店前からお客さんが行列していたんです。

特に人気のある女子メンバーたちの出勤日は凄かった。
後にギャル雀出身の女子プロとして実力を発揮した、渡辺洋香さんや清水香織さんたちです。
プレゼント持参で店に来るのは当たり前。

退店時間になると、店の前でいわゆる出待ちをしているお客さんが、いっぱいいたんです。。
女性メンバーの人気が高かったのもうなづける。

ポリの時給は、雀荘業界では突出して高く、容姿に自信のある応募者が殺到。

河本さんが見た目だけで選ぶんですが、その好みが男性麻雀ファンにもウケたんです。
女性の応募者があまりにも多いので、ある時は駅前の喫茶店を借り切って面接。

「君かわいいね、採用」

「麻雀できない? いいのいいの」

「バスト何センチ? イヤなの? じゃ、採用してからボチボチ聞きますか」

面接直後には、店内の河本さんの周りに10人くらい若い女性がいて、化粧をしたり漫画を読んでいるだけでした。

さきの渡辺さんや清水さんは別格ですが、麻雀は打てない、掃除もしない女性たちが多かったんですが、それでもポリは大人気。

当時まだ売れない漫画家だった倉田真由美さん(くらたま)も、一時はここでアルバイトしておりました。
倉田さん曰く、

「河本さんは、男好きのする女の子を見つけるがうまい。もしかしてアタシも?」

だそうです。

自分の好きな、若い女性と麻雀で、見事に一発当てたのは、お見事です。
もう一人、私の商売の先輩で、自分の大好きなラーメンで成功した男性がいます。

二十代前半は持ち帰り弁当店を経営していたんですが、二十代後半には、当時珍しかった24時間営業のラーメン店を開業。

開業当初の売り上げはわずかで、従業員の給料すら払えないような状態。
過重労働と睡眠不足で、よっぽどやめようかと思ったそうですが、半年1年とがんばっているうちに、どんどんお客さんが増えました。

 「俺のラーメンはやっぱり美味いんだ。24時間営業は便利なんだ」

やがて地域一番の大繁盛店に成長し、なんと1か月の純利益が九百万円になりました。ニニンガシ、もしかして一年で一億円ですよね。

それが、二十代後半の独身男性が、まるごとお小遣いにできるのだ!

 

その後もラーメン店は、チェーン店として成長し、今では100店舗、年商100億円、純利益数億円の上場会社にまで成長しています。

そんな大会社になったからといって、社長の給料はおそらく1店舗の時よりも、かなり少ないハズ。
お金の問題よりも、好きなラーメン・ビジネスを続けることが、その社長にとってのやりがいなんだと思います。

お店の30年
生存率は1%以下?

私は高田馬場で生活するようになって、40年以上になります。

早稲田通りや栄通りという商店街を長く観察してると、40年前からあって、今も現役で営業しているお店はほとんどないことに気づきます。

駅の近くの栄通りは、地元の老人たちの間では「元スリ横町」と密かに呼ばれております。
ものすごくたくさんの人通りがあるにもかかわらず、すぐにツブれてしまうお店がけっこう多いんです。

元手をスッてしまう元スリ横町だと。
消えて行ったお店がすべて経営不振だったというワケではありません。

経営者が高齢になって、後継ぎがいないと、やむなく廃業ということもあります。
西原さんや末井さんが、いつもチンチロリンをやっていたバッカスというバーも、ママの高齢化のために、惜しまれながら閉店しました。

余談ですが、ママが引退した時には、長年お世話になったお礼に、私たちが温泉のご招待。
混浴露天風呂にいっしょに入った時、末井さんが

「ママ、オッパイの裏側洗ってあげようか?」

だって。