しかし、豊後の手に残っていたのはまさかの![]()
のターツ。
「裾払い」で一本。里中の条件を冷酷に消していった。
それでも里中は最終手番で
をツモ。この場合は裏2条件だ。
つまり裏ドラ表示牌が
なら勝利、ということだが…
無情にも、
は既に4枚とも場に切られていた。
500点差で豊後が逃げ切りを決めた。
インタビューでは
「ようやく勝てました…」
と感慨深そうにつぶやく。
決勝進出経験は何度かあるのだが、優勝したのは今回が初めて。
昨年の敗北を糧に
「寄り切り」「押し出し」「裾払い」
と、多彩な技を繰り出してバースデープレゼントを掴み取った豊後。
次の舞台は因縁の相手・茅森が待つ決勝トーナメントだ。
(C)AbemaTV

都内のAI企業で働くエンジニア。観戦記ライター3年目。現在は仕事の合間を縫って都内の様々な雀荘、麻雀BAR、大会に出没中。
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