麻雀最強戦2019女流プレミアトーナメント「皮肉な下克上」観戦記【決勝卓編】がっぷり四つの大勝負で魅せた豊後葵の“決まり手”

しかし、豊後の手に残っていたのはまさかののターツ。

「裾払い」で一本。里中の条件を冷酷に消していった。

それでも里中は最終手番でをツモ。この場合は裏2条件だ。

つまり裏ドラ表示牌がなら勝利、ということだが…

無情にも、は既に4枚とも場に切られていた。

500点差で豊後が逃げ切りを決めた。

インタビューでは

「ようやく勝てました…」

と感慨深そうにつぶやく。

決勝進出経験は何度かあるのだが、優勝したのは今回が初めて。

昨年の敗北を糧に

「寄り切り」「押し出し」「裾払い」

と、多彩な技を繰り出してバースデープレゼントを掴み取った豊後。

次の舞台は因縁の相手・茅森が待つ決勝トーナメントだ。

(C)AbemaTV

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