みずぐちむが教えてあげる!
つおくなる!麻雀講座【第27回】
こんにちは、みずぐちむです。
最近の楽しみはウヒョ助先生のツイッターMリーグ漫画です。
お気に入りはまつもってぃパズーとしょーちゃんシータ!
あとあとロッキュー! とハッピーハロウィンも好き(笑)
何を切る? (図1・2とも全員の捨て牌にがあります)
図1
図2
第27話 あっちを捨てればこっちが…こっちを捨てれ……
1牌の後先
今回のテーマはターツ落としの順番についてです。
ペンチャンやカンチャンを外から切るか内から切るか、みなさんいつもどうしてますか?
どっちが正解かというと、それは時と場合によって変えるものなんです! そりゃそうか!
それではみずぐちむ講座スタートです。
ターツ落としの順番で大事なポイントはふたつあります。
まずはタンヤオなどの手役絡みで重なったら嬉しい方を残すことです。
例えばこのような形です。
この手、牌たちがタンヤオです! って言ってますよね。
が重なったらめちゃくちゃ嬉しい時は、一瞬の重なりをみてから切りましょう。
その後はを引っ張るもよし、状況によっては安全牌と取り替えるもよし、ですよ。
もうひとつのポイントは、安全牌を残すことです。
他家に対して、のちのち危険になりそうな牌から先に切りましょう。
ターツ落としの最中にリーチを受けて、切り順間違えたー! なんてこと時々ありますよね。
他家の捨て牌はしっかりチェックですよ。
指針は自分の中に
では、このふたつのポイントを踏まえて図1を見ていきましょう。
タンヤオの時、が重なったら嬉しいのでから切りましょうと書いた先ほどの牌図、全員がを切っていたらどうでしょうか?
みずぐちむ流は、それでもから切る! です。
このくらい整っている形で、しかも今一番欲しいのはヘッド。
完全安パイは持ちたいところですが、重なりは逃せない!
いい手の時は攻撃的にいきましょう。
次はこんな図2の手牌です。
図1の牌姿とそこまで変わりませんが、タンヤオがなくなり形も悪くなりました。
ヘッドがない状態、がもうないのでを重ねたいは重ねたいのですが、先ほどよりもがむしゃらに前にいける手ではないです。
を切って、しっかり全員の安全牌のを抱えておきましょう。
ターツ落としは安直に内側から、と決めつけるのではなく、自分の手牌と危険度を相談して決めましょう、ですよ!
次回は和了りトップの打ち方についてです。
トップを取れるかどうかが決まる大事な大事なオーラス、フラットな時と打ち方がガラっと変わります!
それではまた!
(初出「近代麻雀」2019年1月1日号)