麻雀入門(その9)

基礎編3
ゲームの進め方
3-4.開門から配牌、ドラ開示まで

起家が決まったら、いよいよゲーム開始です。それぞれの席を、起家から左回り順に<東家(トンチャ)><南家(ナンチャ)><西家(シャーチャ)><北家(ペーチャ)>と呼び、これは親が交代するごとに移動します。<東家>イコール<親>と覚えましょう。

まず<東家>がサイコロを2個同時に振ります。
サイコロの出た目の合計によって、どこから牌を取り出すかが決まります。

前項「起家を決める」と同様に、親から見て
2・6・10 … 右の人
3・7・11 … 向かいの人
4・8・12 … 左の人
5・9 … 自分
の牌山から牌を取り出すことになります。

では、牌山のどこから取り出せばよいのでしょうか?
ここで再びサイコロの出目が登場します。
例えば、出目の合計が5だとします。すると、牌の取り出しは「自分」の牌山からということになります。

次にサイコロの目が5なので、
自分の牌山を右から数えて5個目で分けます。
<東家>が6・7個目の上下の4牌を取ります。
<南家>が8・9個目の上下の4牌を取ります。
<西家>が10・11個目の上下の4牌を取ります。
<北家>が12・13個目の上下の4牌を取ります。

これでそれぞれに4牌が行き渡りました。
これをあと2回繰り返すと、全員に12枚の牌が行き渡ります。
<東家>の牌山がなくなったら、<北家>の右側1個目から取ってください。牌の取り出しは右回りとなります。

全員に12枚の牌が行き渡ったら、
<東家>は次の牌山の上1枚とひとつとばした上山の1枚の2枚を持ってきます。
<南家>は親が取った牌の次の下山の1枚を持ってきます。
<西家>は親がとばした上牌の1枚を持ってきます。
<北家>は<西家>がとった牌の下の牌を1枚持ってきます。

これで、<東家>が14枚、<南家><西家><北家>が13枚の牌を取り終えました。
これを「配牌を取る」といいます。

ここでもうひとつ大事なことがあります。
「ドラの開示」です。
ドラとは、アガった時に手牌にあると得点が高くなる牌で、局ごとに異なります。それを指定するのが「ドラ表示牌」です。

例のサイコロの目が5の場合、残っている<東家>の牌山の左から3枚目の上山の牌を表向けます。これがドラ表示牌です。

ドラ表示牌がman1-66-90-s-embだとman2-66-90-s-embがドラというように、表字牌の次の牌がドラになります。9の次は同種の1です。字牌はji1-66-90-s-embji2-66-90-s-embji3-66-90-s-embji4-66-90-s-embji1-66-90-s-embji6-66-90-s-embji5-66-90-s-embji7-66-90-s-embji6-66-90-s-embとなります。

これで準備は整いました。

その8

その10

  • この記事が気に入ったら
    フォローをお願いいたします!
    最新の麻雀・Mリーグ情報をお届けします!

  • \ほぼ毎日4コマ最新⑤巻 好評発売中/