園田、内川、勝又、茅森…「Mリーガー黄金世代」を牽引するのは…⁉︎【熱論!Mリーグ】担当記者:masasio

熱論!Mリーグ【Fri】

園田、内川、勝又、茅森…

「Mリーガー黄金世代」を

牽引するのは…⁉︎

文・masasio【金曜担当ライター】2019年11月22日

「黄金世代」

特定の分野において比較的狭い年齢層に突出した才能を持つ人材が集中することを指す言葉である。

例えばサッカーなら「79年組」と呼ばれる世代が代表的だそうだ。

小野伸二、稲本潤一、高原直泰、遠藤保仁など、サッカーにあまり詳しくない筆者でも知っている名前が並ぶ。

野球なら、皆さんご存じ「松坂世代」

将棋なら、「羽生世代」が有名だろう。

では麻雀、Mリーグでの黄金世代はどの世代だろうか??

1回戦

 

起家 茅森早香 (1982年5月4日

南家 内川幸太郎 (1981年5月6日

西家 園田賢 (1980年11月25日)

北家 勝又健志 (1981年3月15日

(生年月日はWikipediaを参照しました)

なんと全員が同世代!!

そう、年齢別でMリーガーを見てみると、圧倒的に人数が多いのがこの1981年前後の世代なのだ。

 

ちなみに、本日解説のパイレーツ石橋伸洋選手も1980929日生まれということで同世代だ。

しかしながらこの黄金世代には「松坂世代」とか「羽生世代」のような名前がついていない。

「〇〇世代」として名前をとどろかすことができるのはいったい誰だろうか?

Mリーグ黄金世代の闘いが今始まる!!

東2局

東1局は園田が内川から2600の出アガり。

続く東2局、驚愕の配牌を手にしたのは・・・

 

茅森だ!

ドラのが暗刻で赤も2枚ある。

超ド級のチャンス手だ。

ツモが効いて7巡目にテンパイ。

昨シーズンの打点王である茅森ならリーチもあるかと思ったが、ここはダマテンを選択。

勝又が、内川がを切っており、ダマにしていれば充分出アガリも見込める。

そもそもハネマン確定しているので、当然のダマテンだ。

しかし園田が追いつく。

絶好のドラを引いてテンパイ。

茅森と同じ待ち。

こちらは打点的に当然リーチだ。

リーチを受けた茅森。

ここは当然怒りの追っかけリーチかと思われたが、ここは意外にもダマテンを続行。

園田の捨て牌には字牌が多く、危険な牌が絞り切れない。

園田のリーチだけなら、勝又、内川がを勝負してくることも考えられるが、茅森までリーチしてしまうと、勝又、内川はオリてしまう可能性が高くなる。

出来るだけアガりの確率を高めた選択だろう。

そこになんと内川までリーチ!

赤もドラもないが、親で待ちも良いので当然のリーチだ。

2軒リーチを受けても、茅森はダマテン続行。

親の内川の捨て牌にがある。

2人に通る牌も少なく、親の現物ということでが切られる可能性は充分にある。

また、リーチ棒もバカにならない出費だ。

リーチのイメージが強い茅森だが、冷静なダマテン判断だったと思う。

めくり合いの結果・・・

 

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