フェニックス・魚谷侑未
実力派NO.1女流プロは
安易なテンパイは取らずに
しっかり打点を作る!
【Mリーガー29人の名手】
Mリーグ2019 11/26
第1試合 南3局 ドラ
東家 魚谷侑未(セガサミーフェニックス)
21100
4600
西家 前原雄大(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
71400
北家 小林剛(U-NEXTパイレーツ)
2900
東家の魚谷は4巡目にして役牌トイツの完全イーシャンテン。
ここに下家からが出る。ポンすればリャンメンでテンパイするが?
「早い巡目なら打点上昇のルートを追う」
ここで魚谷はを見送り。をポンしてもドラでアガって2900。途中で赤ドラと振り替わっても大きな打点上昇は期待しづらい。まだ巡目も早いのでメンゼンで間に合うだろう。リーチをかければ一発や裏ドラで親満級になることもある。また、2枚目のが出る前にツモでテンパイすれば、やや出やすいとのシャンポンでリーチというような待ち選択も可能なのだ。
6巡目にを暗刻にしてリーチをかけた魚谷。
追っかけリーチ者からを討ち取り、3900点の追加点と連荘に成功したのである.
Mリーガー全29人の
名手を収録した
小冊子付き「近代麻雀」
発売中‼︎
東川亮
赤入り麻雀、東天紅(三人麻雀)などを愛する、さいたま市在住の麻雀ファン。本業はフリーのライター。飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」にて、オーナーである麻雀解説者・梶本琢程氏との接点が生まれ、その縁をきっかけとしてキンマWebにてライター活動を開始した。
ひがし@Twitter
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