所要時間49分!魚谷侑未が勝利した一戦に見る、Mリーガーの『時間』【熱論!Mリーグ】担当記者:東川亮

早く切るためには、前もって「何が来たらどうする」をしっかりと考えておくことが大事になる。

一流の打ち手が選択の段階であまり長考をしないのは、牌をツモってくる前にその準備がきちんとできているからである。

もちろん、麻雀は他者のリーチや鳴きによっていきなり局面が変わることもあるし、特にリーチを受けたときなどは慎重に打牌を選択する、というケースもあるだろう。

ただ、そうした重要な場面を除いて早く打つことを心掛けるのは、何より同じ時間でより多く麻雀を楽しむことにつながる。

また最近ではアマチュアでも参加できるさまざまな麻雀大会が開かれているが、一般の大会はMリーグと違って1半荘を50分で打ち切るなど、時間制限が設けられていることが多い。

そうした場で全員が平等に麻雀を楽しむためにも、スピーディーな打牌選択はできる限り意識するべきではないだろうか。

これを書いている筆者も胸を張って「できている」とは言えないものの、魚谷選手の著書を読んで以降は、常になるべく早く打つことを心掛けるようにしています。

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