Mリーグ2018
ベストオブ【松本吉弘】
21人のMリーガー名場面集
文・花崎圭司
Mリーグが終わって、MリーガーたちはMリーグから離れ、それぞれの動きをするようになってきました。
というよりも、「Mリーガー」という肩書きがついたため、その動きが目立つ、注目されるようになったのかもしれません。
去年の今ごろ、松本吉弘プロが配信対局をしていても、そういうプロがいるんだ、それぐらいだったかと思います。
1年で大きく環境が変わりました。
「Mリーガーとしての責任」
は、このオフシーズンの方が大きいかもしれません。
さて。
「麻雀プロのカラオケ紅白歌合戦2019」
という番組配信で、
松本選手がカラオケを歌いました。
その曲はSMAPの「らいおんハート」でした。
ええ!? 違うよ! 松もってぃはコブクロさんでしょ!
顔やメガネ、そして身長や声の響き方、コブクロの黒田さんそっくりじゃないですか!
コブクロの「轍」とか歌ってほしい!
五感の中でも「触感」フェチといってもいい私ですが、松本選手の声は「耳触り」がとてもいいのです。
これは「聴覚」というより「触覚」で感じるものなのです。
――いきなり荒ぶってしまいました。
松本吉弘選手のMリーグ名場面について語らないといけません。
松本プロは序盤はセルフレームのメガネでしたが、後半はメタルフレームに変わっていましたね。なぜ変わったのか、変えたのか、その理由を聞きたいところです。
――こういうことでもないですよね。
2018年11月9日 第2回戦
座り順は
東家・魚谷侑未(セガサミーフェニックス)
北家・前原雄大(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
この日はパブリックビューイング。前回のパブリックビューイングは佐々木寿人選手に国士無双を放銃したので捲土重来、否が応でも気合いが入ります。
その東1局。ドラは
開局早々、松本に手が入ります。
配牌は、
ピンズがリャンメン型になるツモ。
5巡目
ピンを切り、高打点に向かいます。
6巡目、をチーでイーシャンテン。
そこから手が進まず、逆に11巡目、
前原がテンパイ、待ちリーチ。
と思ったら12巡目、
を引き入れのハネ満テンパイ! めまぐるしい!
そして同巡、前原がリリースでこの手を成就!
幸先がいい! この後はスピードに重心をおいて局を進めていけばOKです。
東4局1本場 ドラ