ゲーセンと同じく、内税方式の百円マックなどは厳しいですよね。厳しくても百円マックは存続させる
そうですから、その企業努力は消費者にとってはありがたいです。
私のような雀荘経営者にとっても、頭の痛い話です。特にフリー雀荘の場合は、ゲーム代の一円単位の
やり取りはできないですからね。
フリー雀荘の場合は、1ゲームの代金の値上げではなく、トップ賞という一部負担を100円増やすことで
対応する店が多いようです。
麻雀は4人でやるので、一人あたり25円アップという見方もできます。
ちょっと変わった方法ですが、私の店のように、値上げではなくゲーム時間の短縮で対応する店もあります。
具体的は「六万点到達でゲーム終了」「九種九牌や四風連打で、流局親流れ」「アガリ連チャン」などです。
他に、全自動麻雀卓をゲーム進行の早い機種に変更する、などもあります。
短縮時間はほんの数分ですが、1時間あたりの売上がいくらか上がります。
でもこれらの手法は、増税がなくても各店の工夫で元もとやってたことですけどね。
サラリーマンの場合は給与所得者なので、確定申告は必要ありません。めんどうはありませんが
その分ガッチリと税金を取られてます。念のためにいうと、私のような経営者でも、節税のために給与所得者にしてる人も多いです。
逆に給与所得者でも、節税のために自分で確定申告をする人も増えています。
私の店の従業員でも、毎年確定申告のために源泉徴収票を請求する人が何人もいます。
サラリーマンも事業主も、ほとんどの人が税金の取られ過ぎだと思うので、
できるだけ節税するのは、とてもいいことだと思います。
(文:山崎一夫/イラスト:西原理恵子■初出「近代麻雀」2014年5月1日号)
●西原理恵子公式HP「鳥頭の城」⇒ http://www.toriatama.net/
●山崎一夫のブログ・twitter・Facebook・HPは「麻雀たぬ」共通です。⇒ http://mj-tanu.com/
さいばら&山崎の でかぴん麻雀入門は毎週水曜更新!!(次回は4月1日更新予定)