スリムな村上淳と
ブクブクの堀慎吾
笑顔でまつかよの
前に立てたのは…⁉︎
文・ZERO【火曜担当ライター】2020年10月27日
おはようさん。ホリや。
今朝はフジタの社長がご機嫌やったで。
なんでも嵐の松潤が、Mリーグにハマっているそうな。
社長喜びすぎやで。
芸能人はなかなか外に出られんから、どうしても室内の遊びに限られるんやろな。
これまでは麻雀のイメージが良くなかったから言えなかったけど、こうしてアイドル達が口にするようになったのもMリーグのおかげちゃう?
おっとっと。
ワイにとっては麻雀のイメージなんてどうでもいいんや。
強いやつと打って、その中でワイが一番強いということを証明するためだけに打っとるんだからな。
だけど橋本環奈ちゃんをゲストで呼ぶ時はワイを隣に座らせてな。よっ社長。
さぁ今夜は先週の鬱憤を晴らすでぇ!
東1局 堀、開幕放銃スタート
村上「ロン」
なんやメンピン裏1の5800かいな。
そないな安い点棒、欲しい言うてくれたらいつでも上げまんがな!次いきまひょ!
東1局1本場 村上の信念
先週、村上を取材した時に
「いつもありがとう!!!ゼロさんみたいに、わかりづらい(牌理とは違う)打牌を説明してくれると本当に助かります!!」
と言ってくれた。
村上はいわゆる「牌効率」に沿って真っ直ぐ打つことは少ない。
もちろん良い手の時はブクブクに構えるのだが、そうでないときは緻密に安全牌を抱えながら打ち進める。
村上はここからを切った。↓
真っ直ぐ打つなら2枚切れの打だ。
ドラが1枚でもあれば、村上もを打っていたかもしれない。
しかしドラ0なので、メンタンピンか678の三色じゃないとブクブクに構えるには見合わない、という判断だろう。
私にとってはこのを切ることって、もの凄く勇気がいる。
~のツモでロスになるからだ。
しかし村上はそのロスを承知で、身を削ぐようにスリムに構える。
次の巡目はここから打。↓
をヘッドに固定。
これは普通だ。しかしその一歩手前でを切っていないと、は残っていない。
堀の捨て牌に速度感を感じていたのかもしれない。
堀捨て牌
役牌からの切り出しでストレートに手を進めていて、すでに中張牌が溢れてきている。
次にを持ってきて、村上は考えた。↓
まっすぐなら当然を切る。
を切ってしまうとの受け入れがロスになってしまう。しかしはSクラスの危険牌だ。
全員に通っていない上に、ドラがなのでペンのイーペーコーなどの受けになりやすく、できれば今切りたい。
なにやら河を見つめながらブツブツ言っている。
思考を言語化しているのだろう。
村上のキャッチフレーズ「リーチ超人」というと、役牌から切り出してまっすぐ進め、なんでもかんでもリーチするようなイメージがあるが、そんなことはない。
メンゼンで進めるからこそ、しっかり押し返せる手牌を作っていくのだ。
こうして村上は決意したかのように東を切った。
村上はん!お待たせ!
堀が静かに牌を横に置いた。