【第2回 雀魂バーチャルインターハイ 第2回戦レポート】ルイス・キャミ―×因幡はねる×天開司×天宮こころ【文 縦鳥千波 】

第2回戦 ルイス・キャミ―×因幡はねる×天開司×天宮こころ

第二回雀魂バーチャルインターハイ!今年開催された神域Streamerリーグの監督を除いたメンバーが高校の名を冠したチーム名になって再び戦うお祭り大会だ。そのため今回はいつもの神域リーグとは違い、ボイスチャット(VC)で話しながら対決したり、特殊ルールが適用されて、選手たちのかけあいが楽しめる。

最後の4試合目が得点2倍になるため、最後までどこが優勝するかわからないルールになっていて、選手たちも自由に打てるだろう。役満賞もあるため、少し遠くても思い切って(配信効率も考えて)役満を狙いにいくのもアリだ。

今回特別なルールはピンズの赤ドラが2枚なこと。また、特定の役にボーナスがつく。
例えば嶺上開花であがると、全チームから5ptずつがもらえる。嶺上開花のみのあがりでも、親の満貫をあがるくらいの素点が稼げるのだ。ただし、1試合で1つの役につき最初の1回だけなため、先にあがることで、他の人のボーナスを阻止する効果もある。
この中で一番狙いやすいのは一盃口だろう。一盃口は積極的に狙っていきたい。他に追っかけリーチや嶺上開花もねらい目だ。

出場選手は2試合目以降は前の試合中に各チーム話し合って決める。

【出場選手】

偶然にも、この第2試合では神域リーグでは全員Bランクの選手が集まった。何回も対戦しているメンツだ。

ちなみに、第一回のバーチャルインターハイはというと、2年前に開催されていた神域リーグとは関係ない大会である。
※参考:https://mahjongsoul.com/virtualinter_high2020/
この組み合わせは第一回の大会の大将戦の天宮選手をのぞいて同じメンツになったのだ。このときは天宮選手とルイス選手は同じチームで、かわりに放送席に立会人として参加している舞元啓介が大将戦に出場していた。
ちなみに結果は、天開選手のチームが優勝して、ルイス選手と天宮選手のチームが4位であった。

https://twitter.com/hanbun_pom/status/1330833516548870145?s=20&t=O4mmvNgm-scyNjc1ntDdGA

今回はルイス選手、天宮選手、因幡選手の女子3名が天開選手にリベンジする構図になっている。

東家スタートはゼウス工業高校、天開司
神域リーグでは主催者にしてチームゼウスの選手なバーチャル債務者。債務者らしからぬ、麻雀は守備的で、ラスが1回だけだった。


南家スタートはヘラクレス学苑高校、因幡はねる。
企画をたくさん行ったり、配信したりエゴサしたりととてもVtuberとして活動的で、麻雀界への貢献度も高い。松本監督や千羽師匠の元で神域リーグ中に大きく成長した選手の1人だ。

西家スタートはアキレス女学院、天宮こころ。
にじさんじ所属永遠の新人ライバー。ドラゴンガールの二つ名を持っていて、ドラと相思相愛なのだが、さらに龍と対話できる一族の巫女らしい。打点をみた手組に注目だ。


北家スタートはアトラス大学高等学校、ルイス・キャミー。
にじさんじ所属の怪盗。神域リーグでは優勝チームアトラスの選手であった。
以前解説の多井隆晴と、雀魂の公式番組で共演した際に「役満だけ狙っていこう」と話していた試合で、ダマで8000をあがり多井をびっくりさせたことがあるそう。
ミスの少ない安定した打ち筋でたんたんと手を仕上げていく様はさすが優勝チームの選手といえる。

第一試合までの結果は以上の通り。アトラスには一盃口のあがりがでたため、他のチームから3ポイントずつボーナスがもらえている。

一盃口を狙って】

最初にテンパイしたのは因幡選手だった。ドラドラある手だが、リーチはかけなかった。
待ちが良くないのもあるが、【9マン】【6マン】引いて一盃口ができるだけで、9ポイントのボーナスがつき、一気に価値がアップする。

【赤5マン】を引いてここでリーチ。そろそろ変化をみる時間じゃなくなったのだ。
「子供の頃は自由に夢をみるけど、大人になると現実的な目標をかかげなきゃいけないのじゃ」なんて、心の千羽師匠が言っていそうだ。

一方、ルイス選手も一盃口を狙っていた。4枚目の【3ソウ】がでたところだが、これはスルー。形もいいのもあるが、門前での打点やボーナスが大きすぎる。

因幡選手からリーチが入ったタイミングでようやく追いついてリーチ。


さらには親の天開選手も追いついてリーチ!東1局から激しい戦いだ。

なんと結果は誰もあがれず流局。

【天宮選手、メンツ壊しのカン!】


赤ドラを引いてテンパイの天宮選手。そのままでは役がなく、変化も少ない。

通常ならリーチしそうだが、ダマにして、【8マン】引きの一盃口や嶺上開花を狙った。


なんとここで、天宮選手は【5マン】を暗槓!テンパイを崩した!一盃口だけでなく、ドラをのせたり、もしかしたら四暗刻まで狙っていたのかもしれない。このままでは2600の微妙な待ちだったため、それならばと大きな打点上昇を狙ったのだ。少なくとも盛り上がり期待値、一番だ。


対照的に冷静なルイス選手はダマテンにしていたが、【5マン】の暗槓で【3マン】がでやすくなったことで、ツモ切りリーチを行った。


天宮選手が【3マン】をつかんでしまった。【5マン】が4枚みえて、【1マン】【2マン】も3枚みえだ。【3マン】はかなり通しやすい。


そのまま天宮選手からルイス選手があがり、たまっていた供託を回収した。

  • この記事が気に入ったら
    フォローをお願いいたします!
    最新の麻雀・Mリーグ情報をお届けします!

  • \ほぼ毎日4コマ最新⑤巻 好評発売中/