10月、機は満ちた──
「最速最強」
多井隆晴、復活の刻!
文・ゆうせー【木曜担当ライター】2025年10月2日
多井隆晴。

麻雀プロ団体、RMUの代表だ。過去には日本プロ麻雀連盟に所属していたこともある。
獲得したタイトルは、誇張ではなく書ききれない。比較的新しいところでは、2020年に最強位となっている。
その2020年の春に、YouTube「たかちゃんねる」を開設。
精力的に配信を行うだけでなく、有名配信者とも積極的にコラボレーションをし、今まで全く触れたことがなかった層に「麻雀」を広めた功績はとてつもなく大きい。
Mリーグでは、

チーム創設時に渋谷ABEMASから、ドラフト1位で指名を受け、

入団。

初年度のレギュラーシーズンでは476.3ポイントのプラスを叩き出し、見事MVPに輝いた。
また、2021-22シーズンには4着回避率のタイトルを獲得。4年連続のプラス200ポイント超え記録と合わせて、名実ともに「最強」の名を欲しいままにした。
さらに、2022-22Mリーグでは、

悲願のチーム初優勝。
Mリーグでも、多井隆晴の旅路は極めて順調に見えた。
しかし、2024-25のレギュラーシーズンでは、マイナス262.8の大不振に陥ってしまう。
調子が悪いから当然ではあるのだが、

どことなく、覇気がないようにも見えた。
「多井は終わった」
「多井は衰えた」
外野の声がネットを飛び交い、ときには流れ玉が多井の胸に刺さる。
明けて、今季の2025-26シーズンも多井は9月初戦で4着となる。
Xで多井の投稿を見ると、体調が悪いことを記していた。そのためかYouTubeの生配信も9月は例月より数が少なかったように思う。
だが、少し休養をとった今月に、
拝啓
白鳥翔様
(@s_Shochan0827)僕の出番きたかも???
ϵ( ‘Θ’ )϶ https://t.co/S3KZFmbCW2— 多井隆晴🦅(おおいたかはる) (@takaharu_ooi) October 1, 2025
「10月に成績がいい」ことを知った多井。
これが今季2試合目。
英気を養った今こそ、

多井隆晴、勝負の時だ。

第2試合
東家:逢川恵夢(EARTH JETS)
南家:小林剛(U-NEXT Pirates)
西家:多井隆晴(渋谷ABEMAS)
北家:黒沢咲(TEAM RAIDEN / 雷電)