麻雀最強戦2019
男子プレミアトーナメント
「王者の底力」【決勝卓】
マエストロから阿修羅へ…
内川幸太郎が掴んだ
“王者の手順”
【決勝戦】担当記者:masasio 2019年5月18日(土)
麻雀最強戦2019 アース製薬杯 男子プレミアトーナメント「 王者の底力」決勝戦の模様をお伝えします。
タイトルホルダーがひしめく豪華な予選を勝ち上がってきたのはこちらの4名の選手達だ。
起家スタート
予選A卓1位通過
ともたけ雅晴!!
獲得タイトルは第24期鳳凰位、第2回リーチ麻雀世界選手権優勝だ。
ともたけといえば、手役を大きく狙うイメージが強い。
予選では自分の麻雀が打ち切れないところもあったようだが、トップしか意味をなさない決勝で自分の麻雀を打ち切れるか?
続いて南家スタート
予選A卓2位通過
井出洋介!!
獲得タイトルは名人位、最高位、将王など多数。
「王者」というよりももはや「レジェンド」の域に達している。
予選ではマンガンのリードを活かし危なげなく勝ち上がったが、決勝はトップ取り。
ダマテンを多用するスタイルでどのような工夫を見せてくれるか期待したい。
西家スタートとなったのが
予選B卓2位通過
山井弘!!
獲得タイトルは、第20期チャンピオンリーグ優勝、第1回世界リーチ麻雀選手権優勝など。
予選は苦しい展開ながらも南場でアガリを重ね逆転で決勝にコマを進めた。
オフェンスマスターの名の通り、鋭い攻撃で活路を見出せるかに注目だ。
そして北家スタート。
ラス親となったのが
予選B卓1位通過
内川幸太郎!!
RTDやMリーグの解説などでおなじみの現十段・内川が北家スタートとなった。
注目はやはりレジェンド井出だろうか。
一発裏ドラありでなおかつトップしか意味をなさないルールでどのような麻雀を見せてくれるのか、非常に興味深い。
東2局
東1局に内川がマンガンをツモアガって迎えた東2局。
注目の井出の親番。
トップ目内川の第1打ダブをポンして、2巡後にあっさりテンパイ。
ドラがで、が1枚切られているということでテンパイを崩してもよさそうだったが、
井出はドラのを切ってテンパイに取った。
マンガンはツモられたもののまだ始まったばかり。あわてず騒がずといったところか。
イーシャンテンとなったともたけから2900の出アガリとなったが、少し物足りないアガリに感じた。