タイトルホルダー達の大激闘　本田朋広が制した満貫ツモ圏内の大勝負！　麻雀最強戦2020「タイトルホルダー頂上決戦」観戦記【決勝卓】

万が一他家からリーチがかかったときに、自分が上がって緊急回避できるようにしておきたい。

どこからでも仕掛けてチャンタに向かえるように…

そうしてはじき出された。

今回に限っては、その「万が一」が命取りとなってしまった。

なんと、が一番通りそうだった本田からのロン。

開かれた手の中には、またもや計算外の四暗刻。

あらゆる事態を想定していた、その慎重で緻密な戦略。

その戦略は「役満プリンス」本田の豪腕によって粉砕された。

さすがの堀も、ツモスーまでは想定していなかったはずだ。

「堀さん、あなたはMリーグで頑張ってください」

不敵な笑みを浮かべた本田が、劇的な逆転勝利で大金星を挙げた。

1位：本田朋広

2位：伊藤優孝

3位：堀慎吾

4位：原浩明

今回の最強戦予選は、連盟のニュースターとして期待が高まる逸材、本田朋広の優勝で幕を閉じた。

この人に勝てて嬉しく無いわけがない
が、3巡後に三萬ツモってて役満賞逃したね～って終わってから言われけど嬉しいからまあ良いか pic.twitter.com/xBc4BGtpbW

— 本田 朋広 (@104307) August 2, 2020

ツイートによると、なんと3巡後にをツモっていたらしい。

なんというスター性。きっと麻雀の女神に愛されているに違いない。

彼の今後の活躍にも大いに期待だ。