サクラナイツ・沢崎誠
リーチのみは不要!
打点上昇を狙った
積極的な暗カン
【Mリーガー29人の名手】
Mリーグ2019 11/14
第1試合 東3局 ドラ
23500
南家 魚谷侑未(セガサミーフェニックス)
28300
27700
20500
リャンメン2つあるイーシャンテンの沢崎。雀頭予定のが暗刻になりさらに手広い形になった。さて、ここで沢崎の決断は?
「リーチのみの形は不要」
が槓子使いのため、待ちは非常に良い受け。しかし沢崎はその受けを潰す暗カンを選択した。
良形を消すカンはしない人が多いはず。だが、待ちを生かすというのは、つまりリーチのみになる可能性を残すということ。カンすれば三暗刻が確定するため、カンドラを含めて大幅な打点上昇につながるのだ。
カンの後、ツモでテンパイした沢崎は単騎待ちで即リーチ。捨て牌にも捨ててあるのでスジのは期待大だからだ。
結果はツモアガリとなったが、沢崎の特異な攻めに度肝を抜かれた方は多かったはずだ。
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東川亮
赤入り麻雀、東天紅(三人麻雀)などを愛する、さいたま市在住の麻雀ファン。本業はフリーのライター。飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」にて、オーナーである麻雀解説者・梶本琢程氏との接点が生まれ、その縁をきっかけとしてキンマWebにてライター活動を開始した。
ひがし@Twitter
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