麻雀コラム
山崎和也
卓上を魅了した原浩明の支配力と天才・堀慎吾の多彩な仕掛け 麻雀最強戦2020「タイトルホルダー頂上決戦」観戦記【A卓】
PICKUP原浩明坂本大志堀慎吾日吉辰哉藤崎智近代麻雀鈴木大介麻雀最強戦
「乗ったー!乗せ過ぎーー!!乗せ過ぎーー!!乗せ過ぎ問題っ!!」(日吉プロ)
3000―6000となり、文句なしで堀が2着となった。東場から苦しい手が続き、放銃もあったが、最後に麻雀の神様が微笑んだ。
予選A卓から決勝卓の切符を掴み取ったのは1位の原と2位の堀。原の高打点かつ、ときに強く踏み込む麻雀は圧巻だった。堀の多彩な仕掛けと勝負強さもまた鮮やかであった。
予選A卓を終えてさっそく原稿を書こうと思ったのだが、B卓、決勝卓も見どころ満載で、結局原稿は放送終了まで手がつかなかった。先週に続いてまたも寝不足で月曜日を迎えることになったが、それも幸せだと感じる。
天鳳は万年五段。点数計算がいつまで経っても怪しい。Mリーグをきっかけに麻雀観戦が趣味になった。本業は将棋の中継・観戦記者。将棋ウォーズ六段。