二転三転のシーソーゲームを制した、ベルセルク・高宮まりとセレブ・黒沢咲の選択 麻雀最強戦2020「タイトルホルダーvs Mリーガー 最強の女流決戦」観戦記【B卓】

1位通過の高宮は、硬軟織り交ぜた打ち筋が印象的だった。

リーチで攻める場面もあれば、さばき手、ヤミテンも駆使し、最終的には大トップに。

豊富なバリエーションの攻めを、決勝でも存分に見せてほしい。

全16局に及ぶロングゲームは、それぞれが見せ場を作る、見どころ満載の対局となった。

何より4者に個性、打牌への強烈な意思、そして華があった。

意地と意地のぶつかり合いは、見ている側としては非常に楽しいものだ。

勝ち上がった高宮・黒沢の決勝卓での奮闘を期待しつつ、10月から始まるMリーグでの戦いに思いを馳せたくなる、白熱の一戦だった。

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