ついに運命の最終日!オックスフォード大学短期留学編【仲林圭のゲスコラム】VOL.33

仲林圭のゲスコラム】

VOL.33

こんばんは。本日もキンマウェブの時間がやってきた。先日A1リーグの全日程が終了した。今年も7位と言う微妙な順位で終了した。来年こそ決定戦残れるよう頑張る。応援してくれ。

そして、このキンマwebが出ている本日9月17日は仲林の誕生日である。ついに35歳になり、アラフォーだ。お祝いの品をcitrusのゲストとかoptionのゲストとかに持ってきてくれたら嬉しい。ちなみに、19日がERIKAプロのお店であるoption、25日が渋谷citrusにゲストなので頼むから来てくれ。切実だ。

さて、話は変わるが先日仲林は原付の免許を取ってきた。車の免許でもなく、原付だ。ダサいと思っただろう。俺もそう思う。ちなみになぜ原付の免許を取ったかと言うと仲林、身分証明書を持っていなかったので、不便すぎたためだ。マイナンバーは実家に置いてあるため、なかなか不自由な暮らしをしていた。朝6時に起き、府中まで行き、講習を受け、試験に臨んだ。結論から言うと受かった。前日に蔵プロに裏校と言うのに行った方がいいと言われたのが本当に助かった。勉強して行けばめちゃくちゃ簡単なテストで、合格率50%と言われているが、落ちた人は全く勉強していなかったのではないか、舐めてかかってたのではと疑った。ちなみに講習中は周りには明らかに高校生しかいなかった。そんな中35のおっさんが並んでたら異様な光景でしかない。来年あたり車の免許も取ってみたいと思う。応援してくれ。

さて、また昔話に戻って行こう。

さやちゃんの告白の前日、仲林とさやちゃんは喫煙所で明日の作戦を考えていた。さやちゃんはもちろんタバコは吸わない。仲林に相談に来ただけだ。

明日、決行される告白の段取りを話していた。学校が終わり、二人でご飯に誘い、そのあとバーで酔っ払ってGOだ。

次の日学校が終わると、さやちゃんはケンタを食事に誘っていた。複雑な気持ちで傍から見守っていると、ケンタはなぜかその誘いを断っていた。ジェシーと遊ぶ約束をしていたそうだ。

トボトボとこちらに戻ってくるさやちゃんに声をかけた。二人でご飯でも行こうかと。さやちゃんは悲しい表情をしながら、承諾をした。

食事をし、バーに行き飲んでいるとさやちゃんがかなり酔っ払い始めた。ケンタとジェシーの話になっていったのだが、先日ケンタと飲んだ時に衝撃的な話をされたらしい。その内容とはケンタは巨乳が好きだと言う話だった。確かにジェシーはアメリカ人特有のわがままボディをしていた。巨乳界でもかなり上位に入る巨乳だ。もはや巨乳と言ったら失礼であり、爆乳の名を欲しいままにしていた。そして、それに対してさやちゃんは幼児体型丸出しだった。仲林は巨乳がそんなに得意では無いため、さやちゃんのようなスタイルは好きであった。しかし試合が始まる前からさやちゃんは負けていた。いや、むしろ試合さえ始まっていなかったのだった。

泣きじゃくるさやちゃんをバーから引っ張り出した。仲林が泣かしたように見えたため、あらゆる人がこちらを見ていたのだ。恥ずかしいったらありゃしない。

歩いていると少し落ち着いたのか、また話始めた。さやちゃんはもう私を愛してくれる人なんていないのかな、とこぼした。今考えるとメンヘラやないかと思うが、そんなことはお構いなしに仲林はさやちゃんを抱きしめこう言った。

俺がいるよと。

サブイボが立つほど臭いセリフだが、それがさやちゃんに届いたのかギュッと抱きしめ返してきた。仲林は幸せだった。何分かだった後にさやちゃんは酔いが覚めたのか、正気になり仲林から離れた。答えはまた今度にして欲しいと言うことだった。

そのまま寮に帰り、仲林は部屋でゴロゴロしていた。経験上、弱っている女の子を支えてあげると上手く行く事が多く、仲林は手応えを感じていた。

ゴロゴロしていると、ケンタが部屋を訪ねてきた。ジェシーとのデートがうまく行ったと言う事だった。何を持ってうまくいったのかは知らないが、もう会える日は2日しかない。ケンタは爆乳目当てでジェシーに近づいていたと思うと笑えてきたのは内緒だ。ケンタはジェシーとキスをしたと言う話をしてきた。やはり大学生はお盛んなお年頃である。ケンタの微笑ましい話を聞き、その後就寝をした。

ついに、オックスフォード最終日がやってきた。あっという間の1ヶ月間ではあったが、もう終わってしまうのかと考えると、寂しいものであった。

オックスフォードの送迎会を大学の講堂でしてもらい、卒業証書をもらった。一応、早稲田の単位として計算してもらえるので、ありがたいものであった。

そして、空港に仲林達は到着をした。ジェシーやボブが空港まで送りをしてくれたのだった。別れを名残惜しみながら、仲林達は飛行機に乗り込んだ。長いフライトが終わり、日本にたどり着くと真っ先に仲林は麻雀をしに行った。どうしようもない男である。何時間か麻雀をし、携帯を見るとさやちゃんからメールが来ていることに気がついた。明日あたり会えないかと言うメールであった。

仲林はほぼ確信をしていた。これは行けると。そして次の日、さやちゃんと新宿の居酒屋で待ち合わせをし、飲みに行く事になったのだった。

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