俺たちのゆーみんに届け! 魚谷侑未に送られた、絶え間なき応援と愛情【Mリーグ2020観戦記11/12】担当記者:東川亮

見ていたファンも「上手だわ、やっぱずんたんすげー・・・」と感嘆の声を上げるものの、これで魚谷のアガリは厳しくなってしまった。

そうこうしている内に、黒沢がテンパイ。

役ありカンpastedGraphic_27.png待ちをヤミテンとする。

 

さらに村上が七対子のドラ待ちテンパイ。

そして終盤、沢崎がpastedGraphic_14.pngpastedGraphic_30.png待ちでリーチを打ってきた。

全員に追い越された魚谷だったが、終盤になんとかテンパイへたどり着く。

ただし、そこで出ていくpastedGraphic_27.pngは黒沢のロン牌。

「やめてー!」

考える魚谷。

少考の末、打ち出したのは・・・

3者の現物pastedGraphic_34.png、これにはファンから拍手が起こった。

テンパイ料はほしいとはいえ、リターンに見合わないリスクは負わない。

この局を皮切りに、流局が4局続く。

東4局4本場、たまった供託4000点は、沢崎が満貫ツモでかっさらっていった。

東4局5本場、すでに試合開始から1時間半がたとうとしている。

参加者の中では、終電を心配する声も出始めていた。

この局、最初のテンパイは魚谷だった。

pastedGraphic_13.pngpastedGraphic_13.pngpastedGraphic_12.pngからpastedGraphic_13.pngを切ってのペンpastedGraphic_38.png待ち。

しかし、これに不安の声が上がった。

pastedGraphic_38.pngは場に1枚切れ、そして黒沢が2枚抱えており、しかも門前チンイツのイーシャンテン。

 

沢崎が赤ドラ含みのイーシャンテン、村上もリーチ直後に一気通貫のテンパイ。

この3者に対し、残り1枚の待ちで戦わなくてはならないのだ。

黒沢、pastedGraphic_14.png引きでpastedGraphic_38.pngを吸収しきれる形に。

魚谷、さらにピンチ。

しかし、1牌の後先が運命を変える。

村上、掴んだpastedGraphic_44.pngが切りきれずpastedGraphic_45.pngの対子落としでいったん後退。

直後、魚谷の手にpastedGraphic_34.png

押していたら、ロンだった。

思わず、表情を曇らせる村上。

しかし、まだまだ厳しい状況は続く。

黒沢がpastedGraphic_49.pngをチーしてpastedGraphic_12.pngpastedGraphic_49.png待ちテンパイ。

しかも残りは山に5枚、魚谷のリーチは風前の灯火かと思われた。

放銃の可能性も低くはない。

さらに村上も切りきれなかったpastedGraphic_44.pngを使い切れる形となり、pastedGraphic_44.pngpastedGraphic_11.pngpastedGraphic_51.png待ちで勝負のリーチだ。

次巡、絶体絶命と思われた魚谷のツモ。

実況・日吉辰哉は「嘘だろう!?」と叫んでいた。

それを知ったのは、家に帰って放送を見直したときだった。

日吉の大声に気づかないくらい、会場では大歓声が上がっていたのだ。

起死回生、苦境をはね除けるpastedGraphic_38.pngツモ。

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