そして残したにがくっついた。↓
身を寄せるようにしてやってきたに白鳥の手が止まる。
いやいや、の場況は少しいいけど打点を覆すほどではないでしょう…と思っていたら
を切った!
ええええ?本気で?!
勇気のいる選択だ。裏目った時のダメージがでかすぎる。
間違いなく「うまぶり」「場況厨」などという批判が殺到するだろう。
たしかに全員がマンズの真ん中あたりを切っていて、は良さそうに見える。
ブクブクに構えた打の時点ではここまで考えていなかったと思うが、残したからこそ生まれた選択肢だとも言える。
白鳥独自のシナリオ。
その描いたシナリオに沿うかのように
現実が呼応する!
ズバリをツモってのタンピンドラドラ!白鳥は会心のこのテンパイをヤミテンにしたと思ったら
2巡温めてからのリーチ!人肌程度にはぬくもっている!
このツモ切りリーチの理由は2つある。
・仕掛けている瑞原がをツモ切ってきたのでテンパイの可能性が高く、降ろす価値が高いこと
・ツモ切りリーチを舐めてもらうこと
特にツモ切りリーチの理由を深く考えそうな堀には有効そうだ。
白鳥と堀は学生の頃からの付き合いだと解説の滝沢和典は言う。
どう読む?慎吾ちゃん。
しらねーよ。つーかいちいち手が入ってんな、しょーちゃんよ。
この結末は白鳥と堀の2人テンパイで流局となった。
白鳥の親が連荘の1本場。
私が一番驚愕したのはこの局だ。
まずは堀がドラのを暗刻にした場面。↓
堀はここからではなくを切った。
一見は不要に見えるが、~のツモで使えるようになる。
例えば実際にツモった
でのトイツを落とせば、一手変わりタンヤオで仕掛けていくことができる。
こうなればチーからでも仕掛けまっせぇ!
こうやってチャンス手はとことん伸ばしていかないとなぁ。
堀はをツモってカン待ちでリーチ!↓
このリーチを受けた白鳥の選択。↓
は1枚切れ。親だしさほど考えずに切るかと思いきや…
カメラ写りを気にした後に…
を切った!
白鳥の目からが3枚見えているのでワンチャンスではある。
さらに堀はを早く切っているので字牌より当たりにくいという判断だ。
そして注目が次のツモ
そのが重なった。
中筋のを切るのが普通だろうか。
切りリーチだからはかなり通しやすい。
と持っていたらドラので待つのが普通だからだ。
しかし白鳥は…
身をよじるようにを切った。
そう言えばは堀の当たり牌だ!