モニターに響き渡る咆哮！ ラスト実況となる日吉辰哉が熱狂とともに伝えたかったこととは【Mリーグ2020観戦記12／15】担当記者：ZERO

テンパイ一番乗りは勝又。↓

日吉「うおー！きた！！が場に２枚切れ、は自分で１枚使っているだけ！ほどよい！ほどよすぎる！」

この日一番笑った。
「ほどよい」に「すぎる」はないだろうと。

日吉「だれも止まらない。うわぁ怖いよー！」

日吉の絶叫の間隙をついて和久津が1000点であがる。

日吉「勝又の最後の一振りを止めました！」

南２局

日吉「南の２局、ドラは、親は白鳥。白鳥はこの親がなくなると厳しいだけに、ここは頑張りどころ…」

日吉「ドラさーん！ドラさーーーーん！！左に見えている！」

ここまで書いておいてなんだが、実況の面白さって文章では伝わりづらいな。

もう南入してしまっているので、その事実には気付かなかったことにして続けよう。

丸山の手牌。↓

日吉「が暗刻になった！ペンチャンか孤立の…」

日吉「からか」

一旦に手をかけるも、戻して首を振る丸山。ドラがだ。↓

日吉「慌てるな。かなこ慌てるな、と自分に言い聞かせるように首を振った。」

丸山はを切った。

しかし残したにくっつかないまま、和久津にポンテンが入る。↓

日吉「危ない！あの日残したがつかまっている！完全につかまっている！！危ない危ない危ない危ない…！」

「あの日」が好きなんだな。

そのが切り遅れになって放銃した。↓

日吉「あの日切っておけばよかった！いやあのときは残したかったから仕方ない！」

残してしまったことを責めてしまわないようなフォローを入れる。
優しい男だ。

日吉「それにしても女性２人のコントラストが凄いですね」

丸山白、和久津黒ということか。

和久津相手だと大抵コントラストが鮮やかになってしまうような。

南３局

放銃が続いてしまった丸山の手牌。↓

日吉「きたぁドラ３！西家、西家、西家！」

勝又の手もいい。↓

日吉「凄い、中張牌の鬼！」

渋川「中張牌の鬼？」

そして丸山がドラポン。↓

そのドラポンに屈せずまっすぐ手を進めた和久津がメンホンのテンパイ！↓

カン待ちのところでをツモった場面。を切ればカン待ちになる。
しかし丸山にが通っていないので、和久津はを切った。
は山に無くは２枚いたが、仕方ないだろう。

直後に白鳥からリーチが入る。

２巡後、再びをツモってくる和久津。

渋川「これは変えられない、現物だ」

日吉「変えられないですねー」

渋川「あ、でもが４枚見えている。カンはすごくいい待ちだ。でも打は強気すぎるんじゃないですか。人間は切りですね。」

日吉「うわぁー！これは人間の目じゃない！人間の目じゃないぞ！」
渋川「これ切れないでしょ！放銃したらラスですよ？！」