この二重構造を狙い続けるのが一番効果的。
ラスや3着目が転落無視で挑戦するのはもちろん、たとえ2着目でもラス落ちリスクにギリギリ見合います。
ギリギリをカバーしてくれるのが素点の大きさとチップの存在。
つまりマンセン。
これが成功すると素点換算で合計38000点+40000点。
結果トップラス麻雀になりがちですが、五分の勝負ならラスも歓迎なのだ。
ただし赤入りの現代麻雀では、順位点以上に敵の素点換算が大きいことがある。
先日33000点のトップ目。微差の2着が、あからさまな国士模様から中盤に1種余らせました。
私はタンピン良形の1シャンテンで国士を放銃してラス落ち+ご祝儀で、大コケもいいところ。
2着から国士狙いはよっぽど揃ってたのかもと反省。
お奨めのトップラス麻雀はこれとは違います。
(文:山崎一夫/イラスト:西原理恵子■初出「近代麻雀」2021年5月号)
●西原理恵子公式HP「鳥頭の城」⇒ http://www.toriatama.net/
●山崎一夫のブログ・twitter・Facebook・HPは「麻雀たぬ」共通です。⇒ http://mj-tanu.com/
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