全員集合、思惑絡み合うオーラスで 託された男・長村大が勝敗を決した一色手 麻雀最強戦2021「男子プロ一撃必殺」観戦記【B卓】

全員集合、

思惑絡み合うオーラスで 

託された男・長村大が

勝敗を決した一色手

【B卓】担当記者:東川亮 2021年4月10日(土)

「男子プロ一撃必殺」B卓のメンバーには当初、馬場裕一が名を連ねていた。

 

 

しかし、がん闘病による出場辞退を報告。

まだまだご活躍を期待したい人物である。

対局の合間のコーナーで電話出演した際には元気な声を聞かせてくれ、食欲も旺盛な様子。

一日も早く回復し、また元気に麻雀やトークで我々を楽しませてくれることを、麻雀ファンの一人として願っている。

馬場からのメンバー変更があり、B卓の対局者は以下の4名となった。

長村大

馬場が自身の代役として指名した、第11期最強位。

長らく表舞台から姿を消していたが2019年の麻雀最強戦で久しぶりに放送対局に登場、今年4月には日本プロ麻雀連盟への入会を発表し、再びプロ雀士としての歩みをスタートさせた。

馬場への思いを背負いながら、プロ雀士・長村大の復活を懸けた対局に臨む。

 

内川幸太郎

Mリーグ2020・レギュラーシーズンでは獅子奮迅の活躍でKADOKAWAサクラナイツを力強く牽引。

個人ランキング2位の好成績で、エースの重責を果たした。

翌週から始まるセミファイナルに向けて、ここで勝ってチームに朗報をもたらすと共に、さらなる弾みをつけたい。

 

前田直哉

最強位や自団体の最高タイトル・鳳凰位の獲得経験を持つ、日本プロ麻雀連盟のトップ雀士の一人だ。

昨年は「鉄壁のディフェンスマスター決戦」を制してファイナルに進出。

今年は自身の異名「大陸間弾道ミサイル打法」さながらの一撃を決め、2年連続のファイナルチケットを狙う。

 

森山茂和

日本プロ麻雀連盟の会長として、長らく麻雀界を実務面で引っ張ってきた人物だ。

もちろん打ち手としては一流で、かつては最強位も獲得している。

昨年は解説時の発言が物議を醸し、この日の試合前は金本晃実行委員長に苦言を呈されたが、持ち前の豪腕で雑音を封じられるか。

東4局

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