灼熱のタキヒサ決戦 滝沢和典は冷静な判断と強靱な意志で勝利を掴む【Mリーグ2020セミファイナル観戦記4/19】担当記者:東川亮

その中で見せた強烈な押しはトップ取りへの執念を感じさせたが、一方で普段の滝沢らしい、状況を判断した冷静な打ち回しも随所に見られた。

どちらに傾きすぎても、この勝利はなかったかもしれない。

難しいバランスを自身の中で巧みにとれるところこそ、滝沢和典という打ち手の魅力ではないだろうか。

前回は不完全燃焼に終わった「タキヒサ」対決だが、今回は滝沢の快勝となった。

それにしても、二人の戦いにはやはり「華」がある。

願わくばこの先も長く2人の戦いを見ていたいと、個人的には思う。

次の激突はセミファイナルでのリターンマッチか、それとも、その先にあるさらに大きな舞台になるのか。

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