鳴いた相手の手がどれくらい進んでいるかの判断は、以前書いた「ターツ落とし」の記事を参考にしてほしいのじゃ!
押し返されるサイン2・絶対にオリない相手がいるとき
もうひとつの押し返しサインは「オリられない状況の相手がいるとき」じゃ。
具体的には
・大きく凹んだ4着目の人の、南場の親番
・ツモられても飛んでしまう、トビ寸前の人
じゃ!
こうした相手には、リーチの効果の一つである「自身の聴牌を他家に知らせることで警戒させ、自由に打たせなくする」が効かないため、足止めを目的とした愚形リーチがほとんど効果を発揮しないのじゃ!
前述の「高打点の仕掛けが入っている」ときと比べると相手の手が進んでいない・打点が安いこともあるとはいえ、押し返しは必至! めくり合いにそなえて良い待ちを組むようにしたり、役ありならばダマテンにするなど、不要なリスクを避ける打ち回しができるようになれば、4着率を大きく下げることができるのじゃ!
今回のまとめじゃ!
・「他家の押し返し(リーチをかけてもオリてもらえず、将来的にめくり合いをすることになること)が見込まれる局」のリーチ判断は慎重に!
・愚形リーチが強いのは「先制」のとき! 押し返しには弱いので、かける前に本当に先制か考えるのじゃ!
・押し返してくる相手のサインは「高打点の仕掛け」と「オリられない状況の人」じゃ!
鴉天狗の姿をしたVtuber。キンマwebで『VTuber千羽黒乃の麻雀講座』を連載中。趣味は歌と麻雀。麻雀歴1000年、天鳳は最高九段。
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